お母さん到来 ページ11
皐月「ば、爆豪君！！お久しぶりね、ねね！」
爆豪「そこまで緊張しなくて大丈夫ですよ、お義母さん」
皐月「は、はい！」
『お母さん、声大きい』
皐月「あ、ごめんね」
久しぶりに二人の休暇が被ったある日
たまには家でまったりしましょうと
寝癖のまんま、ほわほわと微笑みながら彼女がそんな事を言った
朝ごはんを頬張ってソファに横になる
久しく読んでいなかった本に手をかけてそれからしばらく…
以外にゲーム好きな彼女がゲームをしようと誘ってきて
二人でソファに座りながら中々白熱したバトルを繰り広げている時だった
ピンポーンと寂しげにインターホンが鳴った
宅配便かと思ってどっちが出るか、じゃんけんをして決め
俺が負けて渋々出た所、お義母さんと目があったのだ
皐月「Aがお世話になっています」
爆豪「いえ、こちらこそ」
彼女のお母さんはもともと皐月家の人ではなくて
嫁に来て皐月を名乗るようになったとか。
名門音楽一家にして唯一楽器が何も出来なかったから
精一杯練習してチェロを弾けるようになったらしい
そんなお義母さん、実は相当のコミュ症で
俺の母親に苦情を言いに来るときも
足がガクガク震えていた事を覚えている
元はと言えば追いかけ回していた俺が悪いのだが
娘の為に恐怖を押し殺してでも来る優しい母だ
彼女に似てはいるのだが、そこまでじゃない
それでもタレ目なところとか小さい口とか、
やけに細くて小さいところはそっくりだった
『お母さんどうしたの？』
皐月「どうしたも何も、妊娠したんでしょう。どうしていってくれないのよ」
『忘れてたわぁ』
皐月「おバカ…お父さん、会いたがっていたわよ」
娘の前では緊張せずゆったりと話すお義母さん
話し方はそんなに似ていないなと思いつつ
少し怒りながらも優しく見守る目が綺麗だと思った
俺は皐月家では厳重警戒猛獣扱いで
なにせ、末っ子の寵児を引っ掻き回していたものだから
結婚の許可を簡単に出してもらえず
時にお義母さんにはかなりの迷惑をかけてきた
一番最初に結婚を認めてくれたのはお義母さんだが
それからが長かった
お義父さんがこれまた厳重なお方かつ娘が大好きだった故に
全然認めてくれなかったのだ
皐月「爆豪君も大きくなったわねぇ…」
そんな昔のことを考えているとお義母さんが口をひらいた
皐月「これからも娘をよろしくね」
優しい声が心に響いた
はい、としっかり返事を返した
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花帆 - ヒロアカで一推しのかっちゃんと夫婦夢を読めて嬉しいです！！すっごくトキメキました/// 怒ったハムスターみたい 想像して、んん、可愛い…！ってなりました(o>ω<o) かっちゃんも夢主さんも可愛いです(*´ω｀*) (2019年10月31日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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