37 保険 ページ38
次の日の早朝、エイトから貰った許可証をイルマの元へ持って行く前に職員室へ立ち寄るA。
『ねぇねぇ、ダーリン??』
ダリの机に手をかけて身を乗り出す。
「ん、どしたの?」
何やらパソコンに向かっているカタカタと打っている。構わず続ける。
『こんなに簡単に上手くいって大丈夫かな? なんか見落としてる気がするんだけど、何か分かんないんだよね。』
あの
キーボードを打つ手が一瞬、ピクリと止まった。
やはりこの教師何か知っているようだ。
『・・・なんか知ってるよね?』
そう問えば、「なんのことカナ〜?」と白々しくシラを切り始めたので、Aは大きく息を吸い込み、口を開き始めた。
『ねぇ、ダリ先生。この前さ、カルエゴ先生に嘘ついて他の先生たちとタバコ休憩に____________「待って、待って。」___』
「しー!!」と黙るように言われた後、ダリは周りをよく確認した後____
「ほら、言葉の取り違いってよくあるよね。
教員と教職員・・・。
なるほど、あの
Aの口角がみるみる上がっていく。
『ありがと、ダーリン♡ カルエゴ先生にはもろもろ黙っておくからね。』
そう言えば、
「お安い御用だよ、ハニー・・・」
と引き攣った笑顔で返された。
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ヒヨコ(プロフ) - 奇等生さん» 読んで頂き感謝です🙇 夢主ちゃんに絶対にダーリン呼びをさせる!という気持ちで作りました😏 (12月31日 0時) (レス) @page22 id: e4f287ed65 (このIDを非表示/違反報告)
奇等生(プロフ) - めっちゃ面白いです!夢主ちゃんのダーリン呼びはぅ!ってきました (11月26日 23時) (レス) @page38 id: f4fe6b043b (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» ありがとうございます🙇 (11月22日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 全く同じ名前の人居てビビった。自分のどタイプの作品で、初めて見た時驚きました。他の作品も読んでみます!これからも頑張ってください、応援してます!! (11月21日 20時) (レス) id: e7080f896a (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» 読んで頂きありがとうございます。ご期待に添えれるように更新していきます😀 (11月18日 22時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年10月19日 19時