26 呼び出し ページ27
『ちょ〜、ツンデレちゃ〜ん。そろそろ離して頂けないでしょーか。』
「誰がツンデレだ。会長と呼べと教えたはずだが?」
Aを脇に抱えたまま、一直線にどこかへ向かっている。
『どこ向かってるの〜?』
「グラウンドだ。」
げ、これは絶対にランニングさせられる。
ただのランニングであればいいのだが、生徒会のランニングは吸血
困ったことになった。さて、どうやってアメリもといランニングから逃げようか。そう頭をフル回転させていた時、放送師団からアナウンスがかかった。
「放送師団です。生徒会長は至急、第一準備室にお越し下さい。」
助かった。これでようやく離してもらえると思ったが、アメリはAを抱えたまま、第一準備室へ直行する。
『え、私も一緒行くの??』
そう問いかければ、「お前は絶対に逃げるから要監視だ。」と言われてしまった。大変無念である____。
そうこうしている間に第一準備室に到着する。
「失礼する___誰か_____「ううぅぅ」___」
目を凝らして部屋を見れば、暗闇に誰かがうずくまっている。
「オイ!___大丈夫か?」
アメリはAをほたり投げ、うずくまっている生徒に急いで駆け寄った。しめた、今のうちに逃げよう。抜き足差し足で逃げようとした時、後ろでドサッと音がした。
振り返れば、アメリが倒れてる。
『えっ、ツンデレちゃん?? ちょ、君、何して___』
プシュー
『うわっ__』
さっき倒れていた奴がどこかに行こうとしていたので、追いかけようとすれば、急にスプレーのようなものを顔に吹きかけてきた。アメリも同じものをくらったのだろうか。だんだん瞼が重くなってくる。意識が保っていられない。
『最・・・悪・・・_______』
そこでAの意識は完全に途絶えた。
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ヒヨコ(プロフ) - 奇等生さん» 読んで頂き感謝です🙇 夢主ちゃんに絶対にダーリン呼びをさせる!という気持ちで作りました😏 (12月31日 0時) (レス) @page22 id: e4f287ed65 (このIDを非表示/違反報告)
奇等生(プロフ) - めっちゃ面白いです!夢主ちゃんのダーリン呼びはぅ!ってきました (11月26日 23時) (レス) @page38 id: f4fe6b043b (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» ありがとうございます🙇 (11月22日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 全く同じ名前の人居てビビった。自分のどタイプの作品で、初めて見た時驚きました。他の作品も読んでみます!これからも頑張ってください、応援してます!! (11月21日 20時) (レス) id: e7080f896a (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» 読んで頂きありがとうございます。ご期待に添えれるように更新していきます😀 (11月18日 22時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年10月19日 19時