3 職員室 ページ3
＿＿＿＿＿悪魔学校バビルス・職員室
「いやぁ。今日の新入生代表挨拶凄かったですねぇ」
「禁忌呪文を唱え始めるなんて、どんな命知らずが来たかと思いましたよ」
「まさか、理事長のお孫さんなんてビックリですねぇ。ふいっ」
＿＿＿＿新入生代表挨拶を読んだ生徒の件で盛り上がっていると、勢いよく扉が開いた。
『いや、マジで無理＿＿＿＿謝るからっ！』
「頼むから大人しくしてろって！」
『じゃあ、離せっ！』
そこにはさっきの教師と、その悪魔に捕まりながらもシタバタと暴れる生徒がいた。
「えっと、イフリート先生どうかしました？」
この悪魔の名前はイフリートというらしい。イフリートが状況を説明しようと口を開く前に、すかさず横の生徒が口を挟んでくる。
『なんもないです！！ 道に迷ってたのに、この先生が勝手に勘違い＿＿＿＿「黙れ」＿＿＿＿＿ふぁにふるんでふかっ』
口を塞がれた。
「実は＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
自分が屋上にいたら、この生徒がやって来たこと。しかも、入学式をほっぽり出して学校の散策に勤しんでいたこと。
あぁ、最悪だ。とうとうバレてしまった。そう項垂れていると、一人の教師が「どうして、入学式に参加しなかったの？？」と質問してきた。
そんなの一つしかない。
『だって･･･暇だったんです。』
「暇？？」
首を傾げる教師たち。
『はい。だって･･･だって･･･・
＿＿＿＿＿＿
「「「え？？」」」
耳を疑った。今、この子は
その時、後ろにいた他の教師が思い出したように＿＿＿
「あぁ！ 君は理事長推薦者の＿＿＿」
『はい。初めましてみなさん！ 今年度特別推薦入学者エキドナ・A、17歳。特技は留年。趣味は遊び。好きな言葉は自由。よろしくお願いします！！』
元気な声で自己紹介をし始めた。
「「「「はあああああああああああ！？」」」」
職員室にいた全員が叫ぶ。当の本人は、『わぁ、ウケる。みんな同じ反応笑』と笑っている。
「「「･･･ありえない。」」」
今年の入学者は入間に続き、またとんでもない奴が来てしまったと頭を抱える教師たちであった。
＿
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ヒヨコ(プロフ) - 奇等生さん» 読んで頂き感謝です🙇 夢主ちゃんに絶対にダーリン呼びをさせる！という気持ちで作りました😏 (12月31日 0時) (
レス) @page22 id: e4f287ed65 (このIDを非表示/違反報告)
奇等生(プロフ) - めっちゃ面白いです！夢主ちゃんのダーリン呼びはぅ！ってきました (11月26日 23時) (レス) @page38 id: f4fe6b043b (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» ありがとうございます🙇 (11月22日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 全く同じ名前の人居てビビった。自分のどタイプの作品で、初めて見た時驚きました。他の作品も読んでみます！これからも頑張ってください、応援してます！！ (11月21日 20時) (レス) id: e7080f896a (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 華さん» 読んで頂きありがとうございます。ご期待に添えれるように更新していきます😀 (11月18日 22時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年10月19日 19時
