42 裏切りと英雄 ページ42
____「魔王デルキラの椅子を除席しよう。」
デルキラの席を排斥し、空いた席に新たなメンバーを迎え入れるというバールの発言に会場はざわつく。
「何にせよ今、この場で決定は下せん」
「来賓もいらしている。混乱を招くじゃろう」
「その件についてはまた後日、
三傑の一人、ベリアールがバールを宥めようとした時_____
「だからこそ____今!! この場で、決めるべきだろーが!!」
「
「デルキラの威光に焼かれている自覚があるのなら、なぜ手放さない」
「未来だの魔界だの
「いいか____デルキラは消えたんだよ」
「もう、戻らない」
そう言いながら、バールはサリバンの前に立つ。
「バールくん。あの方は・・・」
「
「貴方が“戻ってきてほしい”と望んでいるだけではないのですか」
目の前で繰り広げられる二人の会話に、その場にいた誰もが状況をうまく飲み込めずにいた。
だが、しかし、確かに歴史が動く瞬間に立ち会っているという、えもしれぬ興奮と不安で言葉一つ発せずにいた。異常事態、ゆえに錯覚してしまった。その
次の瞬間、大きな何かが会場の壁を突き破って現れた。
それは後に、こう言われる。
______「裏切りの13日」
事件場所:ロストラウンジ。午後8時35分。13冠主催の
裏切り者の名は_____元13冠、食王、べへモルト。
そして、午後8時50分。この15分間にべへモルトを完全鎮圧させた功労者として後に語り継がれる、その悪魔の名は“雷皇”改め「英雄バール」。
_
308人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒヨコ(プロフ) - SATUKIさん» 初コメありがとうございます!! そう言って頂いて嬉しい限りです🙇 こまめに更新とはいきませんが、最新刊が出るごとに必ず更新しますので、応援よろしくお願いします😊😊 (2月27日 2時) (レス) id: 86aab71ae2 (このIDを非表示/違反報告)
SATUKI - 初コメ失礼します!昨日この作品を見つけさせていただき今さっき、最新話まで読み終わったところなので感想を書かさせていただきました!めちゃめちゃ好みの作品なので、よかったら最新刊が出たらまた書いてくださると嬉しいです!素敵な作品をありがとうございました! (2月23日 18時) (レス) @page46 id: 4bb6778033 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - ゴリゴリ楽しみにしときます!! (10月21日 0時) (レス) @page36 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 寝子/猫さん» お楽しみに😎 (10月17日 12時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - 、、、もしやミアちゃん、、、いい子やったんか!!大丈夫や!きっと作者がなんらかの手を使って倒してくれるはずや!!(????) (10月17日 2時) (レス) @page30 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年10月4日 15時