22 不審 ページ22
収穫祭3日目
極限状態のサバイバルが続き、もはや魔獣を狩る余力は残っていない生徒ばかり＿＿＿＿＿＿＿＿というわけでもない。
3日目を生き抜く生徒たちは、各々が効率的な収穫法を見つけていた。例えば、サブノック、アスモデウスのような圧倒的な攻め戦術。また、力に頼れない者たちがとるのは、アガレス、ガープ率いる人海戦術。一方で異彩を放つのは、クロケルたちによる魔獣を従えた懐柔戦術。他にも、騙し戦術や誘惑戦術など。
それぞれの能力を駆使してポイントを稼いだ前半戦。ここで、カルエゴによる中間発表が行われる。
アスモデウス、サブノック、ドロドロ兄弟、クロケル、カムイ、クララ、エリザベッタ、オロバス、アガレス、ガープ＿＿＿＿＿以上が若き魔王候補・若王に近い者たちのボーダーラインとされた。
そして、獲得0Pでありながら生き残り、行方が分からなくなっている者がいるとも報告される。
『入間くん･･･』
あれから入間を探したが、どこにもいない。無事でいて欲しい。
そう誰もが入間の無事を願った時、地面が揺れ、大きな大きなニギニギ草が生えたきた。
ニギニギ草の頂上の方に、人影が見える。
入間だ。
“鈴木入間、生還しましたぁ！！”
“リードくーん！！「始まりのタネ」ゲットしたよ〜〜！！”
と、スピーカーに向かって叫ぶ入間。
『･･･入間くん。それ大声で言ったらいけないやつ。』
その後、リードが“終わりの鉢”を持っていることも分かり二人の大逆転が可能とされたが、オロバスが彼らと問題児クラスの面々の前に立ち塞がる。
Aはオロバスをジャズがリタイアした時から慎重に観察していた。
オロバス・ココ。家系能力“
Aはずっとオロバスに違和感を持っていた。
なぜなら、確実にオロバスはオチョという生徒と行動しているはずだが、映像にはオロバスしか認識できない。それに、記憶が正しければ1年生に“オチョ”という名前の生徒はいなかったはずだ。
なによりもオチョの言葉はオロバスに「問題児クラスを攻撃しろ」と、けしかけているように思える。
何かおかしい。
Aはカルエゴにオロバスのことを報告するため、教師用の通信を開いた。
＿＿＿
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ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (
レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - 教師陣って良いよなぁ､､､私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！！そういってもらえて凄く嬉しいです！ すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！ (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです！！これからもぜひ読ませてください。応援してます！ (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年9月20日 11時
