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17 凱旋 ページ17

『わぁ、パレードの凱旋って近くから見ると、こんなに迫力あったんだ。』




あの後、魔獣出現騒ぎは若干の復旧作業は必要なものの、入間たちのおかげで死傷者もなく無事におさまったそうだ。




そのお礼として、ロノウェの父がウォルター・パークを救った入間たちの凱旋パレードを開いていた。




Aは万一、メディア等に顔が映されて両親と妹の耳に入れば、確実に後から面倒くさいことになるので、観衆に紛れて入間たちの写真を撮っている。




『(入間くん目立ってるなぁ。)』




____ローズベルト・ホテルにて


「いっるっまっくぅ〜ん!!良かったよぉ〜無事でぇ〜〜〜!!」




騒動を知ったサリバンが急いで入間を迎えに来て、滝のような涙を流しながら入間に抱きついている。




「立派になって!!オペラ、Aちゃんご苦労様。」


「よし!君とあの二人はこれからも入間くんの護衛ってことで!もちろん、Aちゃんはカ魔ラ係ね!!」


『ハハハ。』




今回、私はカ魔ラ係としてか役に立っていないのだが・・・。




その頃、カルエゴはなぜか悪寒を感じていた。


__________


夕食の時間、各々バイキングを楽しんでいる頃、Aはホテルの屋上からの夜景を眺めていた。




本気で何の役にもたたなかった。




高位魔術はある程度使えるが、魔力を酷使するから、家系能力の兼ね合いを見て、計算しながら使わなければならない。




使い魔もいない。




私には何があるのだろうか____。




『やっぱり、悔しいなぁ。』と、今回の騒動を振り返り一人で反省会をしていると、誰かが会話している声が聞こえてきた。




「僕の理想はやっぱり、皆んなと楽しく過ごすことです。」


「“理想を守る“この野望のために僕は変わるので、見てて下さいね。アメリさん」




声の正体は入間とアメリだ。




「全部拾う・・・か。欲張りだなお前は!」


「なぁイルマ、今度__二人でどこかへ__」




そうアメリが言いかけた時、扉が勢いよく開いてクララとアスモデウスが入ってきた。




『あぁ、せっかくのいい雰囲気が。』と頭を抱えるA。




しかし、入間は帰り際、アメリに「今度二人でどこかに行きましょ。」と提案し、案の定アメリをフリーズさせていた。




『(青春だねぇ。)』




そして、四人が去ったあとAも決意をする。




『入間くんも頑張ってる。私も強くならなきゃ。あの子達を守りきるために。』


____

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ヒヨコ(プロフ) - 寝子/猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - 教師陣って良いよなぁ、、、私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます!!そういってもらえて凄く嬉しいです! すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします!! (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです!!これからもぜひ読ませてください。応援してます! (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年9月20日 11時

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