16 苦戦 ページ16
う〜ん、どうやら苦戦しているようだ。
『(あともう少しな感じはするのに･･･)』
カルエゴは読んでいた本を閉じ、目の前でソワソワしているAに話しかける。
「じっとしてられんのか。」
『あれ、私でも一人で戦えとか言われたら、手こずりそうなのに･･･。」
「貴様は、非戦闘系の家系能力だったな。」
「だが、高位魔術と使い魔があればどうにかなるだろう。」
『そうなんですけど＿＿＿』
まずい、使い魔がいないなんて言えない。思わず口ごもる。
気まずくなって、話題を変えようとした時、苦戦していた四人たちに動きがあった。
どうやら、やっと、あの魔獣を倒す策を考えついたようだ。
最初に動いたのはカムイ。カムイの家系能力“
次に、リードの家系能力“
その際の魔獣からの攻撃は、ガープが受け流す。
最後に、リードが奪った聴覚を元に戻す瞬間、ジャズが持ってい
その音に耐えきれなくなった魔獣は倒れたかと思えば、動かなくなった。
『(やった。倒した。)』
どうやら、魔獣を気絶させることに成功したようだ。
Aが4人に駆け寄ろうとした次の瞬間、目が覚めてしまった魔獣が4人の背後から襲いかかる。
Aが動くよりも前に、カルエゴのケルベロスが発動した。
「まったくこれだから･･･貴様らはまだまだツメが甘いのだ」
「段取りも悪ければ最低限の防御もままらない。」
「採点はジャズ40点、リード30点、カムイ30点、ガープ35点」
「まぁ、及第点だな」
“ケルベリオン”と言って、魔獣の頭に攻撃を叩き込む。
魔獣は完全に沈黙した。
お見事。
『(＿＿＿＿あれ？ いいとこ全部持っていってない？)』
その後、カルエゴは魔獣の近くに座り、写真を撮るよう催促してきた。
『じゃあ、みんな集まって。写真撮るよ。＿＿＿＿＿はーい、デビー。』＿＿カシャ
カルエゴチーム勝利。
魔獣残り2体
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その後、合体した魔獣を倒すために、オペラの提案によって使い魔召喚シールで入間に呼び出されることをまだ知らないカルエゴであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (
レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - 教師陣って良いよなぁ､､､私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！！そういってもらえて凄く嬉しいです！ すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！ (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです！！これからもぜひ読ませてください。応援してます！ (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年9月20日 11時
