13 ウォルター・パーク ページ13
「遊びの最高峰ウォルター・パークへ ようこそ!!」
どうして、私はここにいるんだろう____今日は休日だったはず。
_________遡ること3時間前。
Aは家のダイニングにいた。いつも通り朝ごはんを作っていると、ス魔ホが鳴る。
『はい、もしもし? Aですが______「Aちゃ〜ん、今日、暇?」____』
電話の相手はサリバンである。
『暇ではないで_「良かった!! 入間くんと一緒にウォルター・パークに行ってきてくれないかな?」___聞いてます?』
確かみんなで遊びに行くと言っていた日は今日だったか。
『あー、みんなで一緒に遊びにいくやつですよね? 嫌ですよ。若い子たちの楽しい時間を邪魔したくないです。』
そう断ると、サリバンは電話越しで泣き始めた。
「グスッ。だって、だって、入間くんの楽しい瞬間を僕も共有したいから、Aちゃんにカ魔ラ係をお願いしようと・・・クスン。クスン。」
『私はカ魔ラ係ですか・・・。飛行型カ魔ラじゃダメなんですか?』
「Aちゃんのカ魔ラの腕前、プロにも劣らないんだもん。ダメかなぁ?? クスン。クスン。 それに、入間くん一人で行かせるの心許ないし・・・。入間くんに何かあれば、あれば____」
『はぁ〜。分かりました。行きます。行かせて頂きます。』
結局、Aが折れてウォルター・パークに着いて行くことになった。
_______そして、今に至る。
完全に騙された。私以外の引率がいるなんて聞いてない・・・。
生徒たちはそれぞれ回りたいところに勝手に行こうとしたが、それを止めたのは、サリバンが別で頼んでいた引率係のバラム、カルエゴ、オペラである。
まぁ、この子達を一人で子守りするのは無理はあったけど・・・。そんなことを考えているうちに、くじ引きで3チームに分かれることになったらしい。
チームバラム__入間、アスモデウス、サブノック、アガレス
チームオペラ__クララ、アメリ、エリザベッタ、ケロリ
チームカルエゴ__ジャズ、リード、カムイ、ゴエモン
Aはというと、『_____オペラさんのところだ、オペラさー「A先生、嘘は良くないですよ。」____バラム先生・・・』
Aの手にあったクジには、“カルエゴ”と書かれていた。
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ヒヨコ(プロフ) - 寝子/猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - 教師陣って良いよなぁ、、、私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます!!そういってもらえて凄く嬉しいです! すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします!! (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです!!これからもぜひ読ませてください。応援してます! (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年9月20日 11時