11 腐れ縁 ページ11
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿翌日
Aが教室に着くと、問題児クラスの子たちは屍と化していた。
『みんな意気消沈だね。』
アスモデウス「勉強始めたの昨日だろ。」
その後、みんな現実逃避のためか、終末日の予定を楽しく話し始めた。が、カルエゴの一声で一気に現実に引き戻される。
「まぁテストを乗り切れればの話だがな。」
出た･･･。しかも＿＿＿＿
「ちなみに補習の監督官はわたしだ」
これには全員、阿鼻叫喚である。
生徒の様子を見ていると、ふと物陰から誰かの目線と気配がする。気配がした方に目を向けると、そこには柱に隠れきれていないバラムがいた。
『(あれって、バラム先生だよね？柱に隠れてるつもりなんだろうけど、隠れられてない･･･。)』
もちろん、問題児たちもバラムに気づき、怯えている。
その時、カルエゴがバラムに近づいて行き＿＿＿＿＿
「元気そうだなシチロウ」
「やぁ、カルエゴくん」
二人は顔馴染みであるかのように拳を交わす。
『「！！？」』
バラム「僕ら同級生。元・バビルスの生徒でね。」
カルエゴ「腐れ縁だな」
これには全員驚きである。
『(カルエゴ先生、仲の良い悪魔がいたんだ･･･。)』
案の定、リードとジャズも同じことを考えたらしく、カルエゴにしばかれていた。
＿＿＿＿＿＿＿終末試験当日
入間はバラムの手作り説明本やクラスメイトたちとの協力により、終末試験をどうにか乗り越えることができた。
そして今日はテストの返却日である。
「では、テストを返却する。」
「「「待って」」」
「心の準備があるでしょう！？」「補修だけはいやだ！！」「願かけの時間を！！」
カルエゴは耳を塞ぐ。
「結果だが＿＿＿＿＿＿＿」
「非常に残念なことに今回の終末テスト赤点補修者は＿＿＿＿＿“該当者なし”だ。」
その瞬間、クラスは喜びにつつまれる。
また、リード、ガープ、ゴエモンは平均点以上を取ったため、「
『(良かった。なんとか全員セーフ･･･。)』
こうしてテストは無事終わり、終末日が近づく。
＿＿＿＿＿
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ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (
レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - 教師陣って良いよなぁ､､､私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！！そういってもらえて凄く嬉しいです！ すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！ (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです！！これからもぜひ読ませてください。応援してます！ (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年9月20日 11時
