1 勝利 ページ1
『アザゼルさん、勝利おめでとう。一時期は本当に心配したけど良かったよ。』
「A先生! 色々手伝って頂いてありがとうございました。」
『うんうん、生徒会の子達が頑張ってたから大したことはしてないけどね。』
『それと、アスモデウスくんとクララさんと私からのプレゼント・・・はい、元凶。』
Aは一人の生徒をアメリの前に座らせた。
「2年、エリゴス・シネル。魔術開発バトラと遊戯バトラから借りた器具で独自の香水を製造してるところを捕まえました。」
事の発端はアメリのお淑やかな姿を見たいというシネルの願望だった。
その後、シネルは生徒会員たちに連行され、敗れたロミエールは新生徒会のメンバーとして生徒会に所属する運びとなった。
かくして入間の生徒会活動は終了し、新体制の生徒会も無事発足したのである。
_______
その夜、入間の家では長きにわたる「生徒会業務お疲れ様&お帰り!入間くん会」が行われていた。
『私はおいとましますね。こういうのは家族水入らずで___。』
そう言って帰ろうとするAを3人がかりで引き止める。
「なに言ってるの〜!! Aちゃんは家族同然でしょ?」
「そうですよ。それに、入間様のために色々して下さったじゃないですか。」
「ぼ、僕もA先生が居てくれたら、うれしいです。」
『・・・じゃあ、お言葉に甘えて。』
結局、断りきれずサリバンの家に泊まることになり、夜も更けてきた頃__
入間が眠たそうに廊下を歩いている。
『入間くん、この数日本当にお疲れ様。そして、おやすみなさい。』
「あぁ、先生! 結局、泊まることになったんですね。はい! 先生こそ色々手伝ってくれて、ありがとうございました。おやすみなさい!____って何するんですか〜!」
Aは入間の頭を撫でるのか気にいったのか、撫で回して去っていった。
そして、それぞれの夜が明ける。
___________
「入間くんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!」ガシャン
早朝、サリバンの叫び声と何かが落下して割れる音が聞こえてきた。
Aは何事かと飛び起き、音のなった部屋に向かう。
『サリバン様!? オペラさん?? 入間くんがどうしたんですか____「うるせぇなぁ。」___え?』
「朝っぱらからうるせぇっつったんだよ。じいさん。」
『____誰?』
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ヒヨコ(プロフ) - 寝子/猫さん» 私も教師陣好きです。てぇてぇしていって下さい⭐︎ (9月28日 21時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - 教師陣って良いよなぁ、、、私の推してぇてぇなぁ (9月28日 16時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます!!そういってもらえて凄く嬉しいです! すごい励みになります。これからも頑張るので応援よろしくお願いします!! (9月24日 10時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハント(プロフ) - ストーリーの進まり方も文も設定も書き方も、本当に全部すごい好きです!!これからもぜひ読ませてください。応援してます! (9月21日 17時) (レス) id: ea3a801d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2023年9月20日 11時