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第弐話 思ひ出めぐり【中編】 ページ6
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ここでAは思った。
誰とも会話をしないのではなかったのか
しっかり会話しておるではないか、と。
これ以上長居してはいけないと思い、別れの挨拶をし、後ろ髪を引かれる思いで飛ぶ。
「怪我するんじゃないわよ。」
凛した声が辺りに響いた。
ぶっきらぼうであたたかい、言葉が。
誰よりも不器用で、誰よりも優しい、そんな彼女からの精一杯の激励の言葉が。
Aは振り向かずに、そのまま飛び去って行った。
「あら、雨かしら。」
そう呟いた博麗の巫女の目の前には、水が染み込んだ跡があった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
続く
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名無し3号(プロフ) - ×古臭い話→○古臭い話し方 です。失礼しました (2019年8月5日 12時) (
レス) id: ecbe675563 (このIDを非表示/違反報告)
名無し3号(プロフ) - 読みやすくて内容がすんなり入ってきます。更新楽しみにしてます。後質問なのですが、オリ主が敬語になったり古臭い話になったりちょくちょく変わるのはわざとなのでしょうか？ (2019年8月5日 12時) (レス) id: ecbe675563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：leafyle3196 | 作成日時：2019年8月5日 8時
