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9つ ページ9

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「アイスショー、ですか?」


『そう、決まったの。羽生さんと共演よ。』


良かったわね。とクスクス笑う声が電話の奥で聞こえる。マネージャーの佐久間さんからの電話だ。


あの日以来ずっと頭に残っていた、甘い匂いを思い出す。


『で、やるの?やらないの?』


ここで断るバカがどこにいる。


「全力でやらせていただきます!」


返事を聞くと佐久間さんが、今から詳細送ると言われ電話を切る。するとすぐに佐久間さんから詳しい日程や企画内容がメールで送られてきた。


また会える喜びを胸に、早速準備を始める。









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「A。」









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「久しぶり。」









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私達の歯車がもう一度動き出す。









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作者名:ふーか | 作成日時:2019年8月26日 11時

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