＿＿君は僕の一部 ページ48
.
ー照史の気持ちー
次の日
淳太くんと過ごした部屋に帰ってきたAは
テーブルに置いてある離婚届にサインをし
簡単に荷物をまとめた。
そんなAの背中は何だか寂しくて
やけど
何だかカッコよくも見えて
女の人はこういうとき
一番しゃんとしてるよな…なんて
冷静に考えたりしていた。
「ほな、行けるか？」
『うん。』
俺はAの手をそっと握り
部屋を出ようとする。
………
…………………
『………照史？』
ドアノブを握ったまま
俺の体は急に動かんくなった。
『ねーねー、照史！好きな人できた！』
『あのね、淳太くんがねー！』
『淳太くんって、運動全然出来ないんだよ〜っ！』
『明日、淳太くんとデートなんだーっ！』
『淳太くんにプロポーズされたのーっ！！』
そのとき
俺の頭ん中には
嬉しそうに淳太くんの話をするAが
走馬灯みたいに浮かんで来た。
『照史がいなくても、淳太くんがそばにいてくれるから大丈夫だよ！』
俺が海外で仕事してる間
Aのそばにおったのは
紛れもなく淳太くんで………
「俺は正直、２人の結婚には反対なんで…。やって、今の淳太くんにAを幸せにすることなんてできひんでしょ？」
俺があのとき
淳太くんに偉そうに放った言葉に
「そうやなー」って
苦笑いした淳太くんの顔が浮かんできて
「………ちゃんと…幸せにしてたやん。淳太くんは……。」
『照史…？どうしたの？大丈夫？』
気づけば
俺の頬には涙がつーっと一筋流れていて
自分の愚かさに悔しくなった。
「俺なんかが………２人の幸せ……壊していいんかな…？」
抑えようと思っても
俺の感情や涙は止まらんくて
そんな俺を
Aが優しく包み込んだ。
『大丈夫。私はちゃんと照史について行くよ。』
そう言って
薬指にはめられた指輪を抜き捨て
何とも言えん表情で笑うAは
覚悟を決めていた。
.
＿＿Can't stop lovin' you→←＿＿叶わぬ愛なんて
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(名前)yui(プロフ) - 小島さんへのコメントが書ききれず、前のコメントの続きです！ この作品は引き込まれるくらい面白くて、いつも通知がくるのが楽しみなくらいです！これからも、体に気おつけて頑張ってください！小島さんの1人のファンとしてこれからも応援し続けます！ (2016年12月29日 0時) (
レス) id: adcace82c1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)yui(プロフ) - ピンク多めの虹色ジャスミン・ピンクの銀テ・参戦していません・私は、大阪から離れているところに住んでいて、さすがに行けず、今回銀テだけでもと思い、コメントさせていただきました！ (2016年12月29日 0時) (レス) id: adcace82c1 (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - �い諒簑�なんですが、なうぇすと参戦出来るんですけど、立ち見なので取れないので…なのでものすごく欲しいです。すみません付け足しでした。 (2016年12月28日 20時) (レス) id: 921b9c6f1f (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - → ネット上の関係ですが、仲良くさせて頂けたらと思います。 Twitter出来ないのでコメントにさせて頂きました。長々すみません ご検討よろしくお願いします。 (2016年12月28日 19時) (レス) id: 921b9c6f1f (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - �そ蕕瓩胴イ�になったんがジャニストです！ですがまだグッズも持ってないのと、初ドームの記念のモノが欲しいからです。�セ笋�小島さんの作品に会ったのは今年です、がこんなにも人の心をつかむものはないと思いました。→ (2016年12月28日 19時) (レス) id: 921b9c6f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年11月23日 14時
