■Candle...5 ページ5
＊
＊
＊
涼「昨日さ……何となく、何となくだけど
電話したら、Aに結婚のこと聞いてさ。」
・
大「そうだったんだ、Aちゃん……そっかぁ。」
涼「何で俺より、大ちゃんが落ち込んでんのよ。」
・
大「いや、山田が強がってるから俺がその分落ち込んでんの。」
涼「何だそれ。」
・
大「いや、なーんか無理に爽やかな顔してっからさ。
別にそんなすぐに吹っ切らなくたっていいじゃんか。」
・
出した麦茶を注いだコップを可愛く持ちながら
大ちゃんはそう言って目線をこちらに送ってきた。
・
昨日せっかく、彼女への想いをかき消そうとしたのに
それを惑わそうとするコイツはきっと自分の感情に素直なんだろう。
・
お洒落な封筒を開けると、招待状と共に
出欠の有無の返信用はがきが入っていた。
・
大「出席するの?」
涼「んなわけ……俺がいったら結婚式どころじゃないっしょ。」
・
と言いつつも、記載された挙式の日の予定を確認してしまう。
そうだよな、オフなわけねぇっつーの。
・
朝から仕事がきっちり入っていた。
それに、Aも別に俺に来てほしい……
とか思って、送って来たんじゃないのは想像がつく。
・
多分、きちんとけじめをつけるために送って来たんでしょ?
・
俺に期待させないために、ね。
・
涼「ご祝儀だけでも……送ろうかな。」
大「さすが、財布。」
涼「お前も知念の財布だろ?」
・
大「アイツ、財布8個あるって断言したからな。
つーか、JUMP一同で出そうぜ。
みんなAちゃんにお世話になってるわけだしさ。」
・
涼「マジで?」
・
大「CMでお世話になったんだしさ、相手が誰だろうと
それくらいみんな普通にすると思うよ?」
＊
＊
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おんぷ(プロフ) - みなさん、たくさんのコメント本当にありがとうございました!超短編だというのにたくさんの人に読んでいただけて、お星さまも赤く染まり作ったかいがありました。また、新作を作った際にはお知らせさせていただきます。 (2014年8月23日 17時) (
レス) id: 2205e33a70 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - ゆいぷうさん» おんぷの作品の中でプレイリストでまとめてありますのでぜひ見ていただければと思います。 (2014年8月23日 17時) (レス) id: 2205e33a70 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - ゆいぷうさん» 返事遅くなってごめんなさい。おんぷの小説を大好きと言っていただけてとてもうれしいです。涼介君のお話だと貴方の隣に行きたくて。や、俺の専属メイト゛ちゃん、あとは曲を元にした作品もあります。 (2014年8月23日 17時) (レス) id: 2205e33a70 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぷう(プロフ) - 私、おんぷさんの小説が大好きです。おんぷさんの小説のなかで山田涼介くんのってgame start 以外に何がありますか？ (2014年7月30日 0時) (レス) id: 2a53dcb5cc (このIDを非表示/違反報告)
ミルウ(プロフ) - 100票目のお星様押すことが出来て嬉しいですw僅かな文章でもおんぷさんの凄さが伝わって来ます(●´ω｀●) (2014年7月5日 23時) (レス) id: 18d4cddb2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おんぷ♪
| 作成日時：2014年6月20日 1時
