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Music3 ページ4
ひと通り部屋を回ってみた。
窓の外からは広い庭が見えた。
もう広いなんてもんじゃない。豪邸。
湖?池?まであるとか金持ちかよ。
部屋でさえ広いのに、敷地まで広いとか…()
壁の向こうの隣からは人の気配がする。
きっとここはマンションのようなもので、俺の他にもたくさんの人が住んでいるんだろう。
そして時折どこからか、誰かの歌声も聴こえてくる。
不快なわけではない。
拙いけれど心のこもった旋律だった。
誰が歌っているんだろう、なんて思いながら、ベッドに再度腰掛けた。
…さて、問題は『これ』だな。
壁にかけられた巨大ポスター。
俺はそれをじっと5秒ほど見つめると、はあ、と大きなため息をついた。
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作者名:蒼乃 | 作成日時:2020年6月10日 21時