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Music19 ページ20
「ああ〜〜っ、Aちゃんだ!!」
エレベーターを降りた途端、いきなり大声で俺の名前を叫ばれた。
あ、一ノ瀬トキヤ。
…じゃなかった、HAYATOだ。
やっぱり無駄にテンション高いな。
本当のお前はもっとクールなのにな。
「一ノ瀬トキヤです」が代名詞みたいなもんだぞ、未来では。
あと少し頑張れば、いい仲間とお前が心から歌いたいと思える歌に出会えるから…それまでファイト、としか言いようがない。
…っと、ネタバレはこの辺にしておいて。
「Aちゃんは〜、これから仕事なのかにゃ?」
「あー…うん、まあそんなとこだ」
そんなキラキラした目で見られても、なんも出ないぞ俺からは。
「ボクは今収録おわったとこ!次はAちゃんの番ってことかぁ〜」
「スタジオ違うかもだけど、言葉としては確かに間違ってはない」
なんというか……圧倒的カリスマ性を感じる。
何でもできるんだな、一ノ瀬トキヤって。
尊敬するわ。
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作者名:蒼乃 | 作成日時:2020年6月10日 21時