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Music11 ページ12
ふと、ずっと寝間着のままでもいられないよな、と思った。
幸い女に転生したわけではないので、着替えに抵抗はそんなになかった。
これがもし、ベタに七海春歌とかに転生してしまってたりとかしてたら、色々困ってただろうな。
あの子スタイルいいし。
…変態とかそんなんじゃないぞ、俺は。
健全な思考だろ、これが。
するり、とシルク生地のルームウェアを脱ぐ。
相変わらず白いな、俺。
お、腹筋割れてる。
ヒョロくて脆弱そうに見えるのに、意外と鍛えてんだ。さすがアイドル。
そして、手頃な服はないかと部屋をまた見回す。
壁には制服がかけられていた。
これが噂の早乙女学園ユニフォーム…
ってことはコイツ……音羽Aとか言ったか、この学園の生徒なのか?
制服をハンガーごと手に持ってみると、少しホコリをかぶっていた。
その様子からして、音羽がこれを長い間着てないことは、容易に想像がつく。
…これじゃない、か。
ちょっと着てみたかったな。うん。
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作者名:蒼乃 | 作成日時:2020年6月10日 21時