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8話 ページ9

織田作side

俺はどこかの物語のような話に正直困惑した

普通なら理解できない話だが、Aのことを調べたときに何も出で来なかったこと

能力のこと

時折見せる表情や俊敏な動き

殺気にも動じないことにもつじつまが合う

だが今はそんなことどうでもよい

Aはもう家族同然だからだ

俺は目の前で震えてないているAを抱きしめた


・ ・ ・ ・ ・ ・


A「!?」

織田「どうでもいい Aは家族同然だ 敵ではないことは俺がよく知っている」

太宰「まったく織田作らしいね」

A「っありがとう・・・作之助おじさん・・」

織田「!? あぁ・・」



太宰「ゴホン えーと感動のところ申し訳ないんだけどこれからどうするんだい 織田作」

織田「俺はミミックの本拠地に乗り込む」

太宰「彼らのかたきを討ちに行くつもりかい」

そういって見つめる先には私を含め 作之助おじさんと子供たちの写真だった

織田「あぁ」

A「私も行く」

織田「だめだ」

A「どうして!?」

織田「これ以上失いたくないからだ」

A「そんなの私だって同じよ!!! 私にはもう作之助おじさんしかいない!

それに敵が強いってことも分かってる!!私だってまだ戦えるだから!! っう」

織田「A!?」

太宰「すまないね 眠ってもらうよ」

ばたりと倒れる彼女を受け止める太宰

織田「なにをした?」

太宰「なに 麻酔を打っただけだよ」

織田「そうか・・・」

太宰「行くのかい 織田作」

織田「あぁ 行かなければならない」

太宰「そうかい 彼女は預かるよ 私は彼女の保護者ではない 君が引き取りに来てくれないと困るよ 織田作」

織田「太宰・・・」

太宰「本当のことを言おう 私は反対だよ だけど君を止めることはできなさそうだ」

織田「恩に着る Aのこと頼むぞ 親友よ」

太宰「ハハvそれは卑怯だよ」

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作者名:人生やり直したい(´・ω・`) | 作成日時:2016年7月12日 23時

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