５話 ページ6
ﾄﾞｶｧｧﾝ
ﾊﾟﾘﾝ
ﾊﾞｧﾝﾊﾞｧﾝﾝ
突如聞こえた
怒号やガラスの割れる音に
私達は固まった
親爺さん「二階へは行かせんぞ！！！」
親爺さんの声が聞こえ私たちは慌てて降りた
すると私たちの前には
散らばった食器
割れたガラス
銃を持った軍隊の服着た人達
そして
うたれて息絶えてる親爺さん
親爺さんの手には身近にあったカレーをすくうおたまをもって対抗しようとしたと思われる跡があった
幸介「おやじさん！！！」
みんなは近くにいる軍隊の人たちを倒そうと包丁を持ち立ち向かったが
所詮戦ったことのない子供
容易に捕まってしまった
A「みんな！！！」
ヤダ また繰り返すの？ また助けられないの？
そうだ能力を使えば！！！
だが、みんなは人質に取られている
変なことをすればみんなが殺されてしまう
相手は手練れ 強い
するといつの間にか背後に回っていたやつに捕まってしまった
A「っにゅ!!」
動けない
私は何もできなくてそのままバスに押し込められた
・ ・ ・ ・ ・ ・
織田ｓｉｄｅ
織田「親爺さんかえった・・・・！？」
目の前に広がった光景に絶句する間もなく
二階の子供たちの確認をしたが、いなかった
親爺さんは息絶え目を開けたまま亡くなっていた
織田「すまない」
せめていいところへ行ってくれと願い空いたままの親爺さんの目を手で覆いつぶらせる
この状況からして荒らされて間もないことが分かる
俺はすぐにミミックに関係していると悟る
すぐに窓を開け周囲を確認すると明らかに怪しげなバスを見つけた
カーテンは全部締まっており速度が１００キロ近くあるだろうものすごいスピードで走っているのが見えた
俺は銃を片手に下に置いてあったバイクで追いかけた
かなり遠くにあるが銃の腕は自信がある
限界までスピードを上げタイヤに向けて引き金を引く
バランスを保てなくなったバス
カーテンがちらちらする中で
幸介と目が合った
幸介はすぐにカーテンを広げ子供全員の姿をみせた
だがそれに気づいたミミック兵が幸介の肩を引きカーテンを閉める
運転手のミミック兵はこちらに銃を向け放つ
即座にかわし頭部に向けてうつ
運転手が死んだことでいよいよバスはバランスを崩し多数の車を巻き込み停車した
バイクを捨てバスのもとへ走る
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作者名：人生やり直したい(´･ω･｀) | 作成日時：2016年7月12日 23時
