2話 ページ3
A「っにゅ」
門が開いた場所は空だった
A(えぇとたしかたしか!)
前に白蘭が言ってた
たかいとこから落ちるときは地面に技をぶつけて衝撃を抑えるとか
A「ボンバーアンマミーテ!」
手からおおきな雨の炎で包まれた貝が現れる
A「ッハァ!」
バァン
黒い煙がたちなんとか無事に着陸した
A「ッケホ」
ガヤガヤ
モ「な、なんだ?」
A「離れなきゃっ」
体のあちこちが痛みこけそうになる
でもここでつかまるわけにはいかない
・ ・ ・ ・
気が付けば河川敷にいた
一定のリズムで流れる川を呆然とみつめる
A (動けそうにないなぁ)
目を閉じれば白蘭やみんなの顔が思い浮かぶ
?「そんなとこで何をしている」
!?
おどろいて後ろを向けば 背が高い 赤毛のくせっけな男の人が立っていた
A「えっとその・・・えっと」
ボロボロの私おみて怪訝そうにこっちを見る男の人にどう説明していいかわからない
?「お前名前は?」
A「A・・・」
?「そうか」
A「おじさんは?」
?「俺は・・・織田作之助という」
なんかこの人違う・・・一般人じゃない
私と同じ感じがする
A「おじさんあの」
織田「・・・」
A「あ、えっとお、おだお」
織「ハァ おじさんでいい」
よ、よかったぁ
本音をいうと私のファミリー以外は名前で呼びたくない
織田「で、なんでそんな傷だらけでどうした?」
おじさんは無意識なのだろうか
冷たい目に
微かな殺気
見定めるかのような目
いくら子供でもマフィアという死と隣り合わせの世界にいた私はわかった。
A「えっと」
危ないかもしれない
そんな危機感の中 おじさんはため息をつき
どこかに電話をし始めた
織田「俺だ いや・・・・それで・・・」
何を言っているか聞き取れない
桔梗にせっかく逃がしてもらったのにこんなところでっ
電話が終わったおじさんはこっちをむいた
私は少し身構える
織田「そんな身構えなくていい A お腹はすいているか?」
A「・・・・え?」
思っていたのと違った言葉にぽかんする
織「まぁいい とりあえずこい」
ぶっきらぼうにいうおじさん
私はおとなしくついていくことにした
・ ・ ・ ・ ・
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作者名:人生やり直したい(´・ω・`) | 作成日時:2016年7月12日 23時