なぜか目の前にペポ【センラ】

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『やっとパパとおしゃべりできる！』




セ「はっ！？お前誰やねん！！」





寝てる俺の上に乗ってにこにこしてる
どこから現れたかわからない謎の少女…



綺麗な黄色い髪の毛
巫女さんみたいな格好
真っ赤に彩られた目尻

そして一番気になるのがケモ耳とふさふさそうな尻尾…


その子は俺を見てパパと呼んでくる。




俺こどもおったっけ…？





．




『あれ、言わないとわからないって言われてたっけ


わたしペポ！

いつもぎゅーってしてくれてありがと！』




セ「ペポ…？」




ペポってあのキツネか…？


いつもぎゅーってしてくれて、とは…





．




もしかしたらと思い
ソファを覗き込んでペッションを見ると、
そこにデザインされているはずのペポはおらず無地のペッションが。




．




セ「お前まさかこのペッションから…？」




『はい！

パパとおしゃべりしたくて出てきちゃいました！』





セ「えっと…そんなことできるん…？」





『はい！

わたしこう見えても一応神なので！』




セ「神…？」





数ある質問の中そんなことを聞いたら
自分は神だと返ってきた。


神ってあの神…？

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