着信27 ページ27
*
とぼとぼと、女子部屋に戻ると、皆様一斉に私に詰め寄る。
「もーどこいってたの!」
心配を掛けてしまった様で、私は体を縮める。
心配されすぎることは、気分もよくないし、何よりも両者とも疲れてしまう。
研磨やクロ、ついに飛雄が加盟した、カホゴ組の御三方も相当お疲れだろうなぁ。
「で、あの様子じゃあ、初恋は済んでるのね?」
「そりゃあねぇー『初恋、ですか。』の後の逃亡ですからねぇー」
そして、話の内容は全くもって、かわりませんでした、まる
ため息をついて、仕方なく私は告げる。
「ある、はありました」
ここで嘘ついても仕方ねぇべ。ってことで正直にいった私。
先ほどのお言葉を借りるのならば、お年頃ですから。
きゃあ、と黄色い声をあげるお姉様方。
同い年の谷地さんは、顔が真っ赤、くそっ、可愛い…
「え、いつのこと?」
「中一の時です。」
中一かぁーと言う声が上がる。
そして、湧いてくる疑問…これって遅いの、早いの、平均的なの?
もはや、好奇心だけで動いている様ならんらんと輝く目で、見つめられて私は、思わず後ずさる。
「それって、もしかして!
黒尾さんか、孤爪くんか…えーとなんだっけ?烏野の9番のセッターの…」
「影山?」
「ああ…その子、その子。」
と、幼馴染みなんでしょ!?と再び詰め寄られる。
たじろぎながら、一応頷く。
…ん?あれ私いったっけ?
「その中で、誰!」
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七瀬杏樹(プロフ) - あ、ありがとうございます!ここはまだまだ序章なのでこれからも読んでいただけると幸いです! (2017年1月2日 21時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - 見に来ましたあぁぁぁ!!!全然向いてなくないじゃないですか!面白かったです!更新頑張ってください^^ (2017年1月1日 21時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Annzu/.
作成日時:2016年8月19日 10時