着信15 ページ15
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耳が痛くなるぐらいの静寂が入ってきて、はじめて夢だと思い出した。
ゆっくり起き上がれば、マネージャーの皆様の寝息が聞こえて、なぜだか、とてもホッとした。
暗闇は心地いい
ただ、そこに一人でいるのは嫌だ。
「ねれる気がしないわ…」
さっきまで、夢を見るぐらいに熟睡していたようだから。
でもここにいるのは、かなり、寂しい、話し相手欲しいよ
布団の中でうだうだするのもいいと思ったけど、話し相手が欲しいのと喉が渇いて仕方なくて部屋から出た。
「あっつ…」
東京の夏は、宮城よりも暑い。当たり前だけど。
小さい頃は、東京に住んでいたそうだけど、あんまり覚えてない。
研磨とクロがいた、それだけは忘れていない、っていうかそれ忘れたら困る。
物心つく前から、バレーボールは研磨やクロと同じように近くにあった。おんなじように
人工的な明りが見えて、お目当のそこへ走った。
ただ、そこには先約がいて、喉が渇いた。という願いと
「あ、」
「…あぁ」
話し相手が欲しい、という願いもあっさりと叶えられた。
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七瀬杏樹(プロフ) - あ、ありがとうございます!ここはまだまだ序章なのでこれからも読んでいただけると幸いです! (2017年1月2日 21時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - 見に来ましたあぁぁぁ!!!全然向いてなくないじゃないですか!面白かったです!更新頑張ってください^^ (2017年1月1日 21時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Annzu/.
作成日時:2016年8月19日 10時