着信12 ページ12
＊
オーバーリアクションで驚いている4番さんに向き直る。
ミミズクみたいな目を大きく開く
「え〜！！てっきり、音駒の子だと思ってたよ、俺！！」
「そーいや、お前言ってないな、他の奴にも」
クロは記憶をたどったようだ。
クロに習って、自分の記憶も引っ掻き回してみる。
「言ってない、ね。
ここに来るまでの過程は翔陽に言ったけど…」
飛雄は既に母氏直々に聞いてたし
私聞いてなかったのにさぁ！
なんだよ、お隣さんのガキより、自分の娘に言おうよ、ねぇ。
「俺も意外でした。なんで黒尾さん言ってないんですか？」
さっきの人が、また喋る。
ドリンク渡した人。
それと同時に記憶のどこか、深いところを刺激される。
最初の時は顔みれたのに、なんかもう見れない……
なんか無理。
「それより、あかーし
トスあげてよ！！んで、メガネくんはブロック飛んで！！」
なんともまぁ、180度クルッと回ったね！話題が。
まぁ、私にはありがたいんだけど
前のこと詮索されたくないもん。
出来れば、クロと研磨の過保護もやめて欲しいけど
「それは、いえない。」
小さく、小さく私は自分以外に聞こえない声のボリュームで囁いた。
そして、足元にあるボールを慎重にとった、撮り損ねないように。
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七瀬杏樹(プロフ) - あ、ありがとうございます！ここはまだまだ序章なのでこれからも読んでいただけると幸いです！ (2017年1月2日 21時) (
レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - 見に来ましたあぁぁぁ！！！全然向いてなくないじゃないですか！面白かったです！更新頑張ってください^^ (2017年1月1日 21時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Annzu/.
作成日時：2016年8月19日 10時
