着信2 ページ2
*
「もしもし」
電話から聞こえる幼馴染の声。
荷作りをしながら、テキトーに受け流す。
「お前、聞いて無いだろ。」
「ヘェ〜」
「おい、A
お前明日からこっち来るんだろ、ちょっと手伝って欲しいことあるんだけど」
「用事終わったらね。
うし、準備完了っと」
あくまでも、聞き流しているのは性格上の問題だ。
それに、特別なことしてなくても、入ってきた言葉は右から左へながれていくもんでしょう。
「東京駅まで迎え行ってやるよ。
あ、一応ジャージで来いよ、言われなくても来そうだけどな」
そのあと、生返事を返して家を出たような気がする。
ほとんど、無意識だったから、詳しくは覚えていない、目を開けたら宮城ではなく東京だったことくらいだ。
って言うか、今現在そうだし。
私は、ため息をひとつついてビルが立ち並ぶ都会を眺めていた。
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七瀬杏樹(プロフ) - あ、ありがとうございます!ここはまだまだ序章なのでこれからも読んでいただけると幸いです! (2017年1月2日 21時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - 見に来ましたあぁぁぁ!!!全然向いてなくないじゃないですか!面白かったです!更新頑張ってください^^ (2017年1月1日 21時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Annzu/.
作成日時:2016年8月19日 10時