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小学生の子どもたちに紛れて、ブランコに乗る勇気があるならそれもいいかもねー？
「嫌だけど」
「だよね〜」
まあ、そうだよね？もう高校生だもんねぇ…かるまくんって、そもそも公園の遊具で遊ぶことにもそこまで興味なさそうだし。公園で遊んでる近所の小学生だとか…もしかすると近くを通りがかる同い年くらいの子たちにまで見られるかもしれないのに、ブランコで遊んだりしないだろうな。いや、私もこんな時間から公園で遊んだりはしないけども。
「何？Aちゃんはブランコで遊びたいの？それならベンチあたりから見守っててあげるけど」
「うん、私も普通に恥ずかしいし嫌なんだけども！？」
私だって、小学生に紛れて、しかも年下の子に見守られながらブランコで遊ぶのは恥ずかしいかな。それに、小学生の子たちだって怖いでしょ、高校生のおねえさんがいきなり、1人でブランコで遊び始めたら。何重かの意味でこわいでしょ。
「そうなんだ。遊びたいのかと思った」
「かるまくん、私をなんだと思ってるの…？」
かるまくんは時々、私を羞恥心とかそういうものを知らないひとだと思ってる時、あるよね？かるまくんの見守りが、ブランコからちょっと遠い位置にあるベンチから、ってあたりが、出来れば知り合いだと思われたくない感をもりもり醸し出してるし。
「じゃあなんでブランコとか言い出したの？」
「んー？なんとなくだよ〜」
あの時も、ブランコを選んだから。私にとってあの公園といえば、みたいなものになっちゃってるのかもねーとは言わないでおいた。
「…じゃ、なかった。あぶなーい…今日は公園じゃなくても大丈夫だから」
「危ないってなんなの？」
(主に私のせいでだけども)別の話に話題が逸れちゃって、今日だからしたかった大事な話、忘れてできないとこだったから。危なかったのー。
告白するわけでもないし、この時間なら、サラリーマンのみなさんはお仕事中の人も多いかもだから、大丈夫かなーって。公園で小学生たちに見られちゃう方が恥ずかしい気もするし。ちゃんと聞いててねーって言ったら「聞いててあげる」だって。なんでちょっと上からなんでしょう？
「えっとね…えっと…」
「…待ってたら朝までかかりそう？」
大事な話、って、宣言をしたのは良いんだけども。こういうの伝えたいなってふんわりしたことは思ってるんだけども何をどう話そうとか全然決めてなかったなって。
そしたら、いつか焦らされた覚えのある台詞と一緒に笑われた。
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nano*(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» 橋本アリィちゃん様。コメントありがとうございます。楽しんでいただけているみたいで、とっても嬉しいです！ゆったりとしたペースでの更新にはなってしまいますが、これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (6月23日 10時) (
レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂いています！続編を楽しみに待っています！(*´ω｀*) (6月16日 8時) (レス) @page47 id: b7ac2ae6be (このIDを非表示/違反報告)
nano*(プロフ) - たたさん» たた様、コメントありがとうございます。かっこよくて可愛い赤髪くんを目指しているので(？)褒めていただけてとっても嬉しいです。応援のお言葉もありがとうございます。これからも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2022年10月9日 1時) (レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
たた - この夢小説のかるまくん可愛くてめっちゃ好き。これからも更新頑張ってください！応援しています。 (2022年10月8日 19時) (レス) @page9 id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nano* | 作成日時：2022年9月18日 17時
