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「かるまくんはテスト、どうだったー？」
「今回は俺の勝ち。2点差だけど」
「おーっ！じゃあ1学期は、かるまくんの勝ち越しだ？ほんとにすごいね！？おめでとー！」
総合得点が何点かとか、前のテストと比べてどうかとかよりも、浅野くんとの勝敗について教えてくれる。それくらい、大事なことってことだよね。ほとんどの学生がきっと、その期間が来るたびにぴりぴりしたりどんよりしたりしちゃう…と思うテストで、そんなにわくわくできるっていいことだね？ほんとにすごーく楽しそうで、今回もちゃんとかるまくんの頑張りの成果が出たみたいで、何よりだね。
「Aちゃんは？」
「今回もちゃんと、赤点なかった！のとね、あとね、英語と数学！前より良かったの。それもこれも、かるまくんのおかげだねー」
「いや、俺は別に…」
ありがとーって伝えたら、それはAちゃんががんばったからでしょ、だって。
「…えへへ。かるまくんはやっぱり優しいね」
なんかこう、そこまで素直に褒められると流石にちょっと、照れちゃうんだけども。他でもないかるまくんが、私のがんばりをちゃんと認めてくれるのは、ほんとにすごーくうれしいな。
「あっ！かるまくんかるまくん」
「ん、なに？」
たーっぷりどきどきして、たくさん…ほんとにものすごーく、たくさんの幸せを貰った日だから日付もやりとりも、なにもかも、忘れられないなぁ。
1年間。かるまくんとちゃんと、気持ちを伝え合ってから、ほんとにたくさんのことがあって、一緒にいっぱい色んな事をして、色んなとこに行ったりしたし、きっとお互いのこと、もっとたくさん知ることもできたけども。振り返るとなんか、あっという間だ。
「いつも一緒にいてくれて、ありがとね」
「…え、そんな何言ってるの？みたいな反応されること言った…？」
一応記念日って言える日ではあると思うから。たまにはちゃんと、口にして伝えてみようかなーとかって、思ったんだけども。ありがとう、だけで、ぽかん、ってした顔をされちゃった。…んー。ちょっと唐突過ぎたかなぁ…。
「何言ってんの？」
「…あー。声に出して言われちゃった…んとね！大事なはなしはここからだから。何言ってるのって思っても、ちゃんと聞いてて！」
「…大事な話なら、公園にでも行く？」
ふっ、って笑いながら提案された。もしかして、かるまくんもちゃんと、日付おぼえてた？たまたまかなぁ…？
「今の時間だと近所の子たち、まだ遊んでるんじゃないかな〜」
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nano*(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» 橋本アリィちゃん様。コメントありがとうございます。楽しんでいただけているみたいで、とっても嬉しいです！ゆったりとしたペースでの更新にはなってしまいますが、これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (6月23日 10時) (
レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂いています！続編を楽しみに待っています！(*´ω｀*) (6月16日 8時) (レス) @page47 id: b7ac2ae6be (このIDを非表示/違反報告)
nano*(プロフ) - たたさん» たた様、コメントありがとうございます。かっこよくて可愛い赤髪くんを目指しているので(？)褒めていただけてとっても嬉しいです。応援のお言葉もありがとうございます。これからも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2022年10月9日 1時) (レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
たた - この夢小説のかるまくん可愛くてめっちゃ好き。これからも更新頑張ってください！応援しています。 (2022年10月8日 19時) (レス) @page9 id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nano* | 作成日時：2022年9月18日 17時
