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「Aちゃんはどっちが好きなの？」
「なにー？かるまくん、髪型かえたいの？」
「…違う」
かるまくんがこれがいいって思った髪型ならかっこいいだろうし、私、かるまくんにちゃんと似合ってたら、別の髪型のかるまくんのことも好きになると思う！…って続けようとしたんだけど。なんか、違ったらしい。『呆れた』って顔に書いてある。
…ねえ、そんな顔しなくてもよくないですかー？だって、今さっきまでしてたの、相手の髪型についての好みとか考え方の話だったでしょ？…たぶん！
「私自身の髪の長さ、長いのと短いのどっちが好き？ってことだねー？」
「そう」
「んと、私はね〜。長い方が好きだったりする！長いと色々できるし…友だちのおもちゃにもなりがちだけど？あと、安心する…のは、小学生の時に短めにしたきりで、それからずっとなんとなーく…髪が伸びてきて切る時も美容師さんに鎖骨の下くらいまで！ってオーダーし続けてるから、かなぁ…？」
お父さんがほんとにずーっと前に『Aは髪が長い方が可愛い』みたいなこと、言ってくれたことある、から…そのことばになんとなーく、ほんのちょっとくらい影響されてたりもするのかな？や、わかんないけども！
だからまあ、去年からのことを指してるんだろう万年ロングって言葉も、実はその通りだったりするんだよね。
「ふーん？で、短くするの？」
「んー、あれ？…ふふっ。話、ふりだしに戻ったね？髪切りたいなーって思った時、いつもよりも短くするかどうかはまだ考え中！」
濡れた髪が乾かしやすい、手入れがちょっぴり楽っていうのにはちょっと、憧れるし。たまには、イメチェン？してみるのもありかもしれないなぁとも思う。けど、いつもあったものがなくなっちゃったら寂しくなるのかな。髪の毛なんて、時間が経てばまた伸びるんだけども。
「そっか」
「ふふ、どうでもよさそう〜？」
かるまくんにとっては、『なんでもいい』んだもんね。
さっきは適当だなぁって返したけども、かるまくんのそれはなんていうかほんとに適当なわけじゃないかなって。なんとなく思うよ。そうだといいなぁっていう願望も込みだけども。
何がどう変わっても私は私で、そこはずっと変わりないって。そんな風に言ってくれたかるまくんには、髪の長さとか髪型なんてほんとに些細な違いなのかなぁって思う。
「坊主とかにならないなら全然」
「いやうん。短く、ってボブくらいのつもりなんだけども！坊主にはしないかな！？」
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nano*(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» 橋本アリィちゃん様。コメントありがとうございます。楽しんでいただけているみたいで、とっても嬉しいです！ゆったりとしたペースでの更新にはなってしまいますが、これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (6月23日 10時) (
レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂いています！続編を楽しみに待っています！(*´ω｀*) (6月16日 8時) (レス) @page47 id: b7ac2ae6be (このIDを非表示/違反報告)
nano*(プロフ) - たたさん» たた様、コメントありがとうございます。かっこよくて可愛い赤髪くんを目指しているので(？)褒めていただけてとっても嬉しいです。応援のお言葉もありがとうございます。これからも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2022年10月9日 1時) (レス) id: da0c6565c0 (このIDを非表示/違反報告)
たた - この夢小説のかるまくん可愛くてめっちゃ好き。これからも更新頑張ってください！応援しています。 (2022年10月8日 19時) (レス) @page9 id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nano* | 作成日時：2022年9月18日 17時
