34話 ページ38
銀said
私達、黒蜥蜴が集まって10人程の部下を連れて探偵社に行った。探偵社に着くと広津さんの異能で扉を破って探偵社に乗り込んだ。
広「失礼、探偵社なのに事前予約を忘れていたな…それからノックも…大目に見てくれ、用事はすぐ済む」
広津さんの合図と共に私達は一斉に探偵社員に向かって襲いかかった。
でも────やっぱり探偵社の一隅
返り討ちにあった。
目が覚めると私達はポートマフィアにいた。
『あ、銀姉!目覚めた?』
銀「明日香ちゃん、私達…探偵社の襲撃に」
明日香ちゃんは冷蔵庫から水を出して私に水を渡してくれた。部屋の周りを見渡すとそこは明日香ちゃんの部屋だった。私の両隣には広津さんと立原が眠っていた。
『うん、一葉姉の指示でね?でも、失敗…一葉姉から黒蜥蜴を探偵社の襲撃に向かわせたって聞いて慌てて探偵社のビルに行ったら銀姉達が落とされてるんだもん』
銀「そう…ごめんね」
『何で謝るの?銀姉は何も悪くないでしょ?』
明日香ちゃんは首をかしげた。
銀「明日香ちゃんの為と思って絶対に殺りたかった…でも、逆に返り討ちにあった…ごめんね明日香ちゃん」
『私はその気持ちだけで嬉しいよ…多分、道兄も柳じぃもそんな気持ちだったんだよね?ありがとう』
銀「明日香ちゃん…私、もっと頑張るから…明日香ちゃんを守れる様に…強くなるから」
『銀姉…私も銀姉を守るよ…だから、2人で一緒に強くなろ?守りたいものを守れるように』
私達は2人で静かに笑った。
prrrrrrprrrrrr
2人で話していると明日香ちゃんのスマホが鳴った。明日香ちゃんは画面をみて嬉しそうな顔をして電話に出た。明日香ちゃんは私にも聞こえるようにスピーカーにして私は声を潜めて静かに聞く事にした。
『もしもし!』
中「よォ、明日香…一昨日振りだなァ…声聞くの」
『うん!そっちは大丈夫?怪我してない?』
中「あァ、平気だ…明日香こそ無理してねェか?」
『…してないよ!今日ね、柳じぃと荷を横流ししてる所を潰したの!すぐに終わったから暇だった!』
中「だろォな、今は何してんだ?」
『銀姉とお話してた!ね、銀姉?』
銀「お疲れ様です、中原幹部」
中「銀か、何か声疲れてねェか?」
銀「いえ別に」
『ムゥ…中也は銀姉が好きなの?』
中「はァ?何言ってんだ!」
銀「そうだよ、明日香ちゃん」
『だって』
中「はぁ…明日香…今スピーカーにしてンだろ?スピーカー切れ…で銀から少し離れた所に行け…行ったら声掛けろ」
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きのこぉー文スト信者 - 泣くシーンをもう少し少なめにしていただけませんか?いつも楽しく拝見しています。不快にしてしまったのならすみません (2019年1月23日 17時) (レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 名前の変更はできますか? (2018年12月22日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
彩己 - キャラヘイトですね。削除するかパスワードを掛けてください。ルールです。嫌なら削除まではしなくてもいいです。きつくてすみません (2017年11月10日 22時) (レス) id: 5c71c6f113 (このIDを非表示/違反報告)
( ・ε・) - 許されるなら探偵社の人達をバズーカーでドーン☆したい(*´∀`)探偵社、許さぬ。そしてポートマフィアの人達優しい("⌒∇⌒") (2017年10月24日 1時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - あの、過呼吸のとき、深呼吸しない方が良いって言われたことがあるので、深呼吸は逆効果かもしれません。間違っていたら、申し訳ありません。とても素敵な作品なので、更新をいつも楽しみにしております。不快にさせてしまっていたら、すみません!! (2017年8月9日 23時) (レス) id: b7dbad87d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年5月12日 0時