27話 ページ30
貴方said
尾「…き…お…て…朝じゃ…明日香!」
『はい…あれ、姐さん?』
尾「やっと起きたか…朝御飯じゃ」
『うん…おはよ、姐さん』
尾「おはよう、明日香…そうじゃ明日香…今日はこの着物で任務をしてほしいんじゃが…だめかのう?」
そう言って姐さんは、着物を差し出してきた。
『大丈夫だよ、色は黒色なんだ!』
尾「そうじゃよ、今日は芥川と一緒じゃからな」
『ありがとう、姐さん』
尾「さ、朝御飯食べて支度を整えるぞ…鮭とお味噌汁と漬物じゃ、よく噛んで食べるのじゃぞ」
私は椅子に座って、姐さんはご飯をいれてくれた。いれ終わると姐さんは私の前に座った。
『ハーイ!いただきますっ!』
姐さんは、食べる私を嬉しそうに見てきた。
『姐さん?食べないの?』
尾「食べるぞ、それより明日香が美味しそうに食べてくれて私は嬉しくてのぅ…私は幸せじゃ」
『私も幸せ、姐さん…早く食べて着よ?』
尾「そうじゃな…いただきます」
私と姐さんは色々な話をしながら御飯を食べた。食べ終わると食器を下げて姐さんから貰った着物を着付けてもらった。
『わ、桜だ!綺麗!』
尾「おぉ、良く似合うの」
『ありがとう!姐さん!』
私は嬉しくて姐さんに抱き着いた。姐さんは優しく私の頭を撫でてくれた。
尾「えぇんじゃよ、そろそろ芥川の所に行くか」
『うん!』
さて行こうと思ったらノックされて扉を開けてみると外には龍兄が立っていた。
芥「お迎えに上がりました」
『龍兄!』
尾「おぉ、丁度良かった…今から其方に行こうと思ってた所じゃったんじゃよ、芥川」
『見て見て、龍兄!綺麗でしょ?』
芥「あぁ…とても綺麗だ」
『えへへっ…嬉しい』
龍兄は私の頭を撫でてくれた。
『それじゃ…姐さん、行ってきます!』
尾「あぁ、気をつけてのぅ」
芥「失礼いたします」
私と龍兄は姐さんの所を後にして、一葉姉と3人で最後の打ち合わせをして時間になったので各自の任務にあたった。私と龍兄は一緒に軍警に荷物を持って行くことにした。
『ねー、龍兄?手配書出てるけどバレない?』
芥「大丈夫だろ、バレたら殺ればいい」
『それもそーだね』
芥「着いたぞ、手早く済ませよう」
『了解』
芥「ゴホッ…道に鞄が落ちていました…遺失物かと」
「あぁ、落とし物ね…じゃあ、この書類に詳細を」
「おや、あんたどっかで」
『流石ァ…もう看破されましたね』
芥「やはりこの街の軍警は頗る優秀だ」
「此奴!手配書の!」
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きのこぉー文スト信者 - 泣くシーンをもう少し少なめにしていただけませんか?いつも楽しく拝見しています。不快にしてしまったのならすみません (2019年1月23日 17時) (レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 名前の変更はできますか? (2018年12月22日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
彩己 - キャラヘイトですね。削除するかパスワードを掛けてください。ルールです。嫌なら削除まではしなくてもいいです。きつくてすみません (2017年11月10日 22時) (レス) id: 5c71c6f113 (このIDを非表示/違反報告)
( ・ε・) - 許されるなら探偵社の人達をバズーカーでドーン☆したい(*´∀`)探偵社、許さぬ。そしてポートマフィアの人達優しい("⌒∇⌒") (2017年10月24日 1時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - あの、過呼吸のとき、深呼吸しない方が良いって言われたことがあるので、深呼吸は逆効果かもしれません。間違っていたら、申し訳ありません。とても素敵な作品なので、更新をいつも楽しみにしております。不快にさせてしまっていたら、すみません!! (2017年8月9日 23時) (レス) id: b7dbad87d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年5月12日 0時