▲きょもほく論争 ページ14
.
京本「北斗と行くなら俺でもよかったじゃん、ってか俺の方がいいでしょ！」
『それは、その、行きたいなって話したときに丁度ほっくんといたから…』
松村「あぁご飯食べに行った時ね？ ” 二人 ” で」
京本「…！？」
言い聞かせるようにハッキリと発した北斗の言葉に引っかかったのか
口を開けたまま目をパチパチさせるきょも。
京本「俺の知らないところで頻繁に会ってるだなんて…」
『そ、そんないかがわしいことじゃないもん！』
松村「ほんとだよ、頻繁に会うじゃなくて密会にしてくれる？」
『ほっくん！！』
ジェシー「かーっはっはっ笑笑」
田中「ジェスうるさい。」
ネタなんじゃないかってレベルの言い合いだけど、
生粋のお坊っちゃまであるきょもに女の子の取り合いなんて、また難しい話…。
松村「俺はガンガン攻めるタイプだから取られちゃうんじゃない？」
京本「余裕なのムカつく…！」
松村「ふはっだったら自分から行きなよ」
『ひゃっ…！』
これまた見せつけるかのようにグイッとしーちゃんの肩を抱いた北斗。
おい、しーちゃんをオンナにさせないでくれ、頼む。
それに、現役女子高生に色気万歳な23歳は刺激が強すぎるって誰か教えてあげようよ、
京本「なんで…」
『きょもちゃん』
心ぐるしそうにしーちゃんを見つめるきょもが
ゆっくりとしーちゃんに近づく…
毎回思うけど、俺らは何を見せられているんだ。
京本「なんで、俺はこんなにしーちゃんが好きなのに…
しーちゃんは北斗ばっかなの…？」
『あの、別に、ほっくんばっかってわけじゃ……っわ 』
肩を抱かれたままのしーちゃんに
鼻先が触れる距離まで顔を近づけたきょもは
両手でしーちゃんの頬を包み目を合わせる。
京本「俺のこと、もっと見てほしい」
『……！！』
森本「きょもナイスゥ〜！」
田中「おまっ、シーっ！」
ジェ「ジェ？」
田中「シー！じゃないわ、おい。」
高地「うるさいよ君たち」
完全に乙女化したしーちゃんの顔は一瞬で真っ赤になって
そのまま、床にペタンと座り込んでしまった。
『あの…キュンキュんするんで…やめてください。二人とも…』
” ときめきすぎて腰抜けた… ”
って、いや、もうそれすら可愛い。
松村「どちらかと言えば、こっちのセリフ」
京本「それは共感する」
きょもほく論争まだまだ続きそうです。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 908人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つばさ(プロフ) - よろしくお願い致します！ (2019年8月24日 21時) (
レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
さらん。(プロフ) - つばささん» 初めまして、そう言っていただけて嬉しいです！ リクエストありがとうございます、なすきゅんですね！(雑)了解です、時間かかってしまいますが気長にお待ちください…！ (2019年8月24日 15時) (レス) id: 350659cc35 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく拝見させて頂いております！那須くんとのキュンキュンするお話をリクエストしたいです！おなすもしくは野菜の茄子といつも呼んでる主人公ちゃんが不意討ちで名前で呼ぶみたいな感じでお願いできますでしょうか？よろしくお願いします！！ (2019年8月24日 8時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
さらん。(プロフ) - Misakiさん» いえいえこちらこそです！スノ絡みとのことでしたが、結局めめさんしか書けず心残りで……><;; でも、きゅんきゅんしてくださったようでよかったです！！はいぜひぜひ！いつでもお待ちしております^^ (2019年8月17日 8時) (レス) id: 350659cc35 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました〜！！めめやばいですね… もうほんとにキュンキュンしっぱなしです 笑 またリクエストお願いするかもですが、大丈夫ですか…？？笑 (2019年8月16日 8時) (レス) id: cbf0396e49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さらん。 x他1人 | 作成日時：2018年9月24日 19時
