35冊目 ページ36
．
『えっと、ノーマン…』
「ん？」
作戦とか お話がおわって、ノーマンに声をかけた。
『ふたつ、聞きたいことがあるんだけど…』
『いい、かな…？』って遠慮気味に聞いてみたら「いいよ」ってノーマンはわらった。
『この、本にある後ろのページの…モールス符号って、』
「あぁ、A気づいてたんだね。それは僕達に向けたメッセージ。」
『そっか…』
この話を聞いたらたしかにこのモールス符号はわたしたちに向けたメッセージ。
ハウスは、やっぱり農園だったんだ
わたしたちは、食べられるために生きてたんだ。
．
『…わたし、外は鬼がいるとかわからなかったけど、薄々気づいてた。』
ノーマンの顔を見れないまま、下を向いてぽつぽつお話をする。
『わたしが、3人共すぐどっかいっちゃうから、気になって呼びにいったときにね、すこし聞いちゃったの
耳と、発信機ってことば。そこから違和感を感じて……』
．
だんだん声が小さくなりながら、ノーマンに話す
そしたらノーマンは、わたしの頭をなでて隣にすわった。
「…僕はね、ギルダとドンに話すときに、Aも言うべきだって判断したんだ。」
ノーマンは、手に持ってるペンを器用に、クルクルって回しながらおはなしする。
「Aはみんなよりスコアがダントツにいい。頭もよく回る。なにより決定的のことは鬼ごっこのとき。」
『鬼ごっこ…？』
「シスターが鬼のときね。Aはつまずいて捕まったけど逃げるのが上手かった。ドンとギルダ以上に。」
あのときの鬼ごっこかぁ…
たしかにわたしは " 考えながら " 動いた。
「けどね、レイが止めたんだ。まだAには言うなって。」
『…レイが？』
．
その言葉を聞いたら
すこしだけ、胸がぎゅって痛んだ。
．．．．．
( なんで )
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コウ(プロフ) - 更新を心待ちにしていました。ぜひ最後まで読みたいです！ (2022年3月25日 22時) (
レス) id: a2edf15ef0 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅楓(プロフ) - 続きみたいので更新するなら嬉しいです！ (2022年3月24日 15時) (レス) @page48 id: 00281eed20 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ - 間違ってたらすみません、4冊目のところ｢Agg 12｣ではなく「Age 9｣だと思います。(Ageは英語で年齢、原作ではエマ目線だから11になってるけど、夢主の場合は9歳かな？？)あと｢Tyoe｣も「Type(タイプ)」だと思います！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: 8b0c3d00de (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - ああ〜夢主が可愛すぎて尊いです…!!癒しを有難うございますw小説の更新楽しみにしています(^-^) (2019年3月3日 1時) (レス) id: 3de07d0c39 (このIDを非表示/違反報告)
ろろ(プロフ) - お褒めいただき光栄です！ありがとうございます(；；)URLの貼り方ほんとわからなくって...機械音痴ですみません…。URLの事は白縹様にお願いしたいです(おい)白縹様へ描いたものなので煮るなり焼くなりお好きにどうぞ！喜んで頂けて私もとっても嬉しいです(；；) (2019年3月2日 1時) (レス) id: 4a6d0636c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白縹（しろはなだ） | 作成日時：2019年2月15日 23時
