33冊目 ページ34
．
「あ！ママ………え？」
「…エマ？」
ママが戻ってきたのをフィルが1番に気づいたけど
フィルは驚いた顔をしていてずっとママの方を見つめていた。
不思議に思ってわたしもママの方に目をむけた。
．
『……エマ？』
どくん、と大きく胸の音が私の体にひびいた。
その、あし
エマの左足に包帯が巻かれていた。
固定代わりにしているのか、真っ直ぐな木の枝もまかれていて
．
まさか
．
エマ落ちたの…？
それ、骨折だよね、？
「みんな、お外でいい子に遊んでてちょうだいね」
ママはニコッとわらって
エマを担いだまま、ハウスに戻っていった。
．．．．．．
．
コンコン、と 保健室のドアをノックする。
ドアを開けると、エマとレイとノーマンがいた。
『…じゃま、だった？』
「いや、大丈夫だよ。」
ノーマンはニコッと笑う。
ホッとして、エマの方に向かって歩いきながらわたしはしゃべった。
『エマが心配で…足、大丈夫？』
「うん！平気！」
「そっか…よかった、」
大丈夫、とエマは言うのはわかってた
ほんとうは、痛いはずなのに。
『なにかあったら言ってね？ あと松葉杖があるからってあんまり無理しちゃダメだからね？』
．
「わかってるよ！も〜Aは心配性だなあ！」
かわいいわたしの妹だ〜！って言って私に抱きついた。
ひさしぶりにエマにふれた気がする。
それがうれしくて、わたしもぎゅっとエマにだきつく。
「A、」
『…？』
エマに抱きつきながらノーマンの顔を見た。
ノーマンのとなりにいるレイは、どこか不安な顔をしていて、
「10時でいいかな？話長くなるから」
『…うん。』
．
わたしに、知られたくないような顔。
『…じゃあごはんの準備いってくるね 』
いごこちわるくて、ごはんの準備って口付けして
エマから離れて保健室をでた。
．．．．
( なんで )
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コウ(プロフ) - 更新を心待ちにしていました。ぜひ最後まで読みたいです！ (2022年3月25日 22時) (
レス) id: a2edf15ef0 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅楓(プロフ) - 続きみたいので更新するなら嬉しいです！ (2022年3月24日 15時) (レス) @page48 id: 00281eed20 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ - 間違ってたらすみません、4冊目のところ｢Agg 12｣ではなく「Age 9｣だと思います。(Ageは英語で年齢、原作ではエマ目線だから11になってるけど、夢主の場合は9歳かな？？)あと｢Tyoe｣も「Type(タイプ)」だと思います！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: 8b0c3d00de (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - ああ〜夢主が可愛すぎて尊いです…!!癒しを有難うございますw小説の更新楽しみにしています(^-^) (2019年3月3日 1時) (レス) id: 3de07d0c39 (このIDを非表示/違反報告)
ろろ(プロフ) - お褒めいただき光栄です！ありがとうございます(；；)URLの貼り方ほんとわからなくって...機械音痴ですみません…。URLの事は白縹様にお願いしたいです(おい)白縹様へ描いたものなので煮るなり焼くなりお好きにどうぞ！喜んで頂けて私もとっても嬉しいです(；；) (2019年3月2日 1時) (レス) id: 4a6d0636c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白縹（しろはなだ） | 作成日時：2019年2月15日 23時
