乗っ取られてたまるか。 ページ20
勝「ってぇな...なにしやが、ん...」
あたしのただれた首筋に言葉をなくすアイツ。
こんなんいたくねぇんだよ。
主『あたしはあんたを助けたわけじゃない...っ
あたしはあんたを仲間として...ぃやライバルとして今死んでもらったら困るから手を伸ばせって言っただけ!!
助けたなんて言わんでよ!!あんたがっ...あたしは...っ』
怒鳴りちらしたら苦しくなって涙がこぼれてきた。
あはは...情けないな...
泣いてるのを見られたくなくて思わず下を向いた。
爆豪も呆れ返ってなにも言わないじゃん
ﾋﾟｼｯ
勝「お、おい...」
なんだよ話しかけんなよ...
ﾋﾟｼｯﾋﾞｼｯ...
涙止まらん...さっきからボタボタ流れてんだけど...
ﾊﾞｷｯ
主『え...??』
ばきっ...??
何事かと振り向いたらヘドロヴィランがあたしら二人もろとも呑み込む瞬間だった。
鼻と口から侵入して体を乗っ取ろうとするヘドロヴィラン。
口が
鼻が
肺が
体が
奴に汚されてゆく。
自分が、自分じゃ無くなる。
そんな感覚。
もういっそこいつにあたしの体を受け渡したら楽になるんじゃないかな...。
そう目を閉じようとした時。
あたしの右手を掴む体温の高い掌。
薄く目を開いて手の主を見ると今まで見たこともないような焦りを滲ませた爆豪がこっちを睨んでいた。
そこから意識がクリアになった。
主『((こいつは死なせちゃいけないんだ...!!!!!))』
そう思ったらやるとことはただひとつ。
生きてこの場を脱出する事!!
爆豪に捕まれている手を相手に突きだし青絵の具を垂らす。
１滴落ちたそれはすぐに氷となった。
相手は目を見開きそれを見ていたがやることがわかったようであたしを強く抱き締め左手を下に向けた。
あたしは絵の具を流している左手で合図を出す。
主『((3...2...1!!))』
一気に個性を発動させ足元を凍らせる。
瞬間熱風があたしの肌を叩く。
爆破の反動で一気に飛び上がるという作戦だ。
我ながらよく考えたな...ﾄﾞﾔ
でも...爆豪の様子がおかしい。
下に打つはずの爆破は上に打ち上げた。
苦しげにもがいている。
瞬間
それはあたしにもきた。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
お気に入り数７３人ありがとうございます!!
よかったら評価とコメよろしくお願いします!!
飛翔
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 577人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨 - ワシも弓道やってるからなんかもう好き。 (2020年5月28日 0時) (
レス) id: 858eb4325f (このIDを非表示/違反報告)
亜城黒愛(プロフ) - yu_kiさん» ......やらかしました......ご指摘ありがとうございます!!!おバカがばれちゃいましたね(苦笑)変更しておきます!!!ありがとうございました!!! (2018年9月14日 20時) (レス) id: 5e72c1de47 (このIDを非表示/違反報告)
yu_ki - ちなmyangelヤオモモの最後寄りらへん (2018年9月14日 4時) (レス) id: b3899c8b7a (このIDを非表示/違反報告)
yu_ki - 視野が広いのは草食動物やで。猛獣は視野狭いんやで(小声) (2018年9月14日 4時) (レス) id: b3899c8b7a (このIDを非表示/違反報告)
爆谷出己@飛翔(プロフ) - jmperatorisさん» ウワァア、ありがとうございます......!!!!３期も始まってしまったので((重い腰をあげて更新していきますw (2018年4月8日 9時) (レス) id: 9525cb3e41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜城黒愛 | 作成日時：2017年5月27日 20時
