依存相手 桃×緑 ページ34
後ろから抱きしめられる
ただ、いつもの優しい感じちゃう
怒りが含まれとる
そして口元に手を添えられた時、違和感を感じた
のんちゃん、何かを握っとった
咄嗟に飲み込まないように口を結ぶ
小瀧「なんでぇ、神ちゃん。
これ飲むとな…苦しい気持ちとかが治まるんやでぇ?」
俺は必死に首を横に振る
するとのんちゃんは諦めたように俺から離れた
小瀧「俺な、メモ見た時すっごい怖かったんや。
また捨てられたって…怖くなって暴れて…でも、薬と神ちゃんが帰ってくるっていう希望があったら落ち着くことが出来たんやで」
のんちゃんは水道からコップ一杯分の水を出して口に注ぐ
そして持っとった薬を含んだ
神山「のんちゃん、飲んだらアカン!!
吐き出して!!」
俺はこれ以上飲ませないとのんちゃんに近づく
するとのんちゃんは俺のほっぺを掴んでキスしてきた
神山「ん…!?」
まさかのことに離れようとするけど、のんちゃんの方が力強くて離れられない
そのまま唇をこじ開けられて水…つまりは薬が溶けた水を飲まされた
零れた分が唇の端から落ちる
小瀧「あはぁ…飲んだな、神ちゃん」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年7月30日 9時