電話 ページ14
重岡side
重｢あ、やべ｣
トーク画面を開いていたせいですぐに相手に既読したのが伝わった
重｢まさかそんな早く返信来てくれるとか思わんやん、｣
一方的に送っていた相手は〇〇で、いつも携帯なんて見ないのに今日は珍しく送って5分で返信が来た
いやいや、別に5分ずっと眺めてた訳ちゃうで？？
なんか、ぼーっとする時ない？1点病みたいな
それん時にちょうどトーク画面になってただけやから！
いつもはそんな長いこと眺めへんし！
重｢返事返さな、休憩中なんかな｣
聞きたいことはいっぱいあるけどそれで時間なくなるの嫌やし、
さっきメールした内容は
今日電話していい？
って
最近あんま会えへんかったもんなー
全部の仕事巻いてくるから首洗って待っとき
重｢ふっ、どんな言い回しやねん笑｣
〇〇は、俺らメンバーのことめっちゃわかってくれる
しんどいけど気づかれたくない時も、苦しいのに助け求められへん時も、もやもやして何もしたくない時も
〇〇は絶対分かってくれる
なぁ、知ってる？俺と〇〇でWセンターやねんで
俺が〇〇の横でセンターやってええんかな？
めっちゃ性格いいし、おもろいし、周り見れてて、俺なんか、、
重｢ビール飲も｣
CMに出させてもらってるビールサーバーでこのもやもやを、少しでも忘れるようにって、
電話出来る？
〇〇からの返信
重｢え、もうそんな時間経ってたんや｣
またぼーっとして気づいたら2、3時間くらい経ってて
｢もし〜しげ今日オフやったん？｣
重｢うん。てかごめんな、忙しいのにわがまま言って｣
｢え？笑どこがわがまま？そんな感情あるんやったら普段のだる絡みやめてもらっていい？？｣
重｢いやーー！！！｣
｢うるさ｣
そのままずっとしょーもない話ばっかして
いっつも最後はな、〇〇が言ってくれんねん
｢じゃあ明日も早いし寝るわ〜｣
重｢おー、俺も寝よ〜ありがとうな
夜遅くに電話してくれて｣
｢慣れてるって笑何回してると思ってんねん笑｣
重｢笑笑｣
｢しげ｣
重｢ん？｣
｢おつかれ、明日も頑張ろうな｣
この一言で、俺は一生頑張れる
重｢おう、おやすみ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん | 作成日時：2023年5月27日 14時
