剣 ページ43
「……クレア、どうしたの？」
遅れてレイがやって来た。どこから取り出したのか、とても綺麗な黒い服に身を包んでいた。どこから持ってきたのかを聞いたら……
「これ？キャプテンさんがくれたんだ。服のセンスはなかなか良いよね、顔は僕の方が上だけども」
なんとも仕方の無さすぎる競争精神を剥き出しにしている。
私としては……ホストの仕事をしているレイも、いちいち気障臭いアクションをする魔王も対して変わりがない気がするんだ。
「さて、行こうか」
無理矢理に手を引かれて、半ば拐われるかのように横で歩かされた。思うよりもレイとの距離が近く、私の腕に彼の胸が丁度良くあたっている。彼の顔が私のすぐ上へと、そのキリッとした瞳の輝きを前へ前へと向けている。悔しいけれども、どこかドキドキするような自分もいた。
「……さて、ここだったかな？ここなら防具も揃えられるし、気に入る武器も手に入るよ」
そういわれ、流されるように入ったその店内はブティックというよりは雑貨屋に近い雰囲気をかもし出していた。彼の言う通り、服というよりは身を守る物が揃えられていた。その奥へと足を運べば、色んな種類の武器が壁を飾っていた。小刀に刀、短剣から長剣、更には小型の銃から手榴弾にライフルまで揃っていた。見たことのない種類の武器に溢れて、目移りして仕方なかった。
「……？」
そんな中で、一本の剣が私の目を引き寄せた。刃が鈍く銀色に輝く、ややコンパクトサイズの剣だった。二本でひとつの武器であるらしい、所謂双剣である。小刀というよりは大きく、長剣とは到底言いがたいそんな武器だった。
いつのまにか、その剣の青い柄を手に取りライトへとかざしていた。その輝きは増し、すっかりその剣に見惚れていた。
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Olivie(オリヴィエ)(プロフ) - デ・ロイテルさん» 待ってろ待ってろ。一話から下書き中だべ (2018年9月22日 14時) (
レス) id: 26b767d003 (このIDを非表示/違反報告)
デ・ロイテル(プロフ) - Olivie(オリヴィエ)さん» さあ新作を書くのだ(クレクレ厨) (2018年9月21日 0時) (レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
Olivie(オリヴィエ)(プロフ) - デ・ロイテルさん» ありがとうだで！ (2018年9月20日 23時) (レス) id: 26b767d003 (このIDを非表示/違反報告)
デ・ロイテル(プロフ) - 面白かった！ (2018年9月20日 23時) (レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
Olivie(オリヴィエ)(プロフ) - ニャルちゃんさん» 9/15にスマホゲットフラグが立ったから、その時までしばしお待ちをorzいつもコメントありがとう、これからはチャット化防止のために返信はあまりしないようにしちゃうけど、これからもよろしくね！いつも見守ってるよ！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: 26b767d003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivie | 作者ホームページ：https://m.facebook.com/profile.php?ref_component=mbasic_home_header&ref_page...
作成日時：2018年6月30日 15時
