にじゅうろくわ! ページ27
ガチャ
「お前の、」
『このクソ犬が!!!!!!!!!!!!』
「……あ”ぁ”…?なんじゃと??」
「!?………あいつは馬鹿か…?」
「阿呆」
「イカれてやがる」
あーーあーー、聴こえませーん!!!
まったく、七武海ともあろう奴らが大将一人にビビりやがって!
「A、分かってると思うけど、サカズキは大将だよォ〜?』
『勿論、ご存知です!』
「ほお〜?いい度胸じゃのう?…前に話したときは見逃してやったが…今のはわざとじゃろう??」
『流石!よくお分かりで!』
「…その口を二度と開けんようにして欲しいんか??」
『あはっ!強気ですね!!…でも、私が“誰か”忘れた訳じゃないでしょ?』
私が天下のA様だし!!!!
お前なんぞ、小指で血祭りに上げてやるからな!!!!!!
「望むところじゃ…!」
『山に沈めて本当の火山にぶち込んでやりますよ!
「いや流石にやめなよォ〜?二人共」
黄猿…さん……チッ…
『ヤダァ〜、そんなつもりはないですよ!』
「…チッ」
仕方ないなぁ。
本当は軽い乱闘まで持ち込もうと思ってたけど。
だってサカズキさんからかうの楽しいもん!!
まあ今は「いちいち反応してきて可愛い!!」って気持ちが4割、恨み6割かな!
でも、目があったら3秒で喧嘩!ガラ悪!海賊みたい!実家のような安心感!!!って感じだからついつい私も昔の血がたぎっちゃう!!
「で、用件はなんだァ〜い?」
黄猿さんが話を切り出す。
「お前」までは聞こえたけど、そこから私が叫んだから聞こえなかったんだよな。
いやーすいませんねー
「……クザンを知らんか?」
『ここはいないですね。あーっと、ちょっと待って下さい、私が探します。…クザンさんなら…』
見聞色を駆使してクザンさんを探す。
………うん、普通に見つけた。
窓から見えるあの海軍船かな。
『あの船の燃料室に隠れて寝てますよ』
「へ〜ぇ、仕事をサボって…」
「アイツ…!!」
サカズキさんが光の速さで退室したのを見送り、私は、“実はサカズキさんがピカピカの実食った説”を立ち上げた。
だって、それほどまでに速かった。
その後、窓の外はしばらく赤く光っていた。
あ〜、綺麗だなぁ。(現実逃避)
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カルディア(プロフ) - とてもおもしろいです!パスワード教えてください! (12月18日 22時) (レス) id: 4fb5b30040 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - シルさん» ありがとうございますー!!!続きの方をちまちまですけど上げていこうと思うのでこれからもよろしくしてくれると嬉しいです!!笑 (2022年11月26日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - わいとさん» 本当ですかー!?嬉しいです!!!沢山待たせちゃうと思いますが気長に待ってもらえると幸いです!!! (2022年11月26日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
シル - 第一シリーズ一気読みさせていただきました!とても面白くて、深夜に読んだのに笑ってしまいましたw本当に爆笑ですwww続きを見たいので、パスワードを教えていただきたいです。お願いします!🙇♀️ (2022年11月14日 6時) (レス) id: 8c175f049d (このIDを非表示/違反報告)
わいと - この小説めっちゃ主人公ちゃんがノリ良くて私の好みドストライクです!!続編のほう、楽しみに待っています!!! (2022年10月18日 21時) (レス) id: b45b455b48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無礼物 x他1人 | 作成日時:2017年11月25日 0時