・(友人side) ページ26
その日はいつも通りの朝で、何をやっても認められない…そんな朝だった
学校に行ってもいじめばかり、楽しいなんて思わなかった
消えたい、ただそう思うだけの時間
今日も1人ポツンと椅子に座り下を向いていると
「あの！」
女の子が頬を赤らめて私に話しかけてきた
それもその子は学校1の美女と言われている子
『はい…』
「わ、私と！お、おお、お友達に！なってください！！」
彼女はそういうと私に頭を下げた
『…へ…??』
その姿を見たクラスの人達もビックリ
私はあまりの出来事に混乱する
私と友達に？？そんなの嘘だ…学校1の美女が私に…
きっと何かの間違いだ。多分罰ゲームかなにかだろう…
「わ、私！あなたみたいな可愛い人始めてみた！
優しそうな見た目、綺麗な茶色い目…髪まで綺麗！
全てが完璧だね！」
彼女は目をキラキラさせて言った
『えっと…』
「あ、嫌だったらいいの…私は友達になりたいなって思ってて…嫌だったら…ごめんなさい…」
『う、ううん！だ、大丈夫…でも、私なんかでいいの…??』
「当たり前だよ！私が声かけた人だからいい人に間違いない！」
彼女はそう言うと満面な笑みをこちらに向けた
『ありがとう…』
「ん！あ、名前言うの忘れてた、私早乙女A！よろしくね！そっちは？」
『わ、私は神崎真冬…!!』
A「真冬か！よし！真冬！ちょっと来て！」
Aはそう言うと急に私の手を掴み走り出した。
ついたところは、
『屋…上…??』
A「うん！ここ、誰も来ないから落ち着くんだ〜」
『え！？せ、先生とか大丈夫なの…?』
A「まぁね！お願いしたら屋上の鍵渡された」
『さ、流石…』
A「………ねぇ真冬は、したいことある？」
『え…??』
A「なんでもいいよ、されたいこととかでもいいし」
『なんで…??』
A「先生が他の生徒褒めてる時、真冬いいなって顔してた」
『え"…し、してた…??』
A「うんw」
『……私は…人を幸せにしたい。
後、一回で良いから認められたい。かな…』
A「いいじゃん！」
『え？』
A「やっぱ真冬はいい子だな…
私ね、今まで友達にしてきた子達にしたいこととかある？って聞いたら自分の欲を満たすことばかりだった…
でも真冬は…人を幸せにしたいって…他人のことをちゃんと考えてる…」
A「認められないなら私が…認めてあげるよ…」
彼女は夕日に照らされながら微笑む
私はその時思った…この人を信じたい…と。
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みかちん！！ - furimayuさん» わぁあ！！ありがとうございます！少し忙しくなって更新遅くなってしまいますが頑張ります！ (2022年5月2日 4時) (
レス) id: bd441450b7 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - すごくおもしろくて一気読みしてしまいました(^^)すごく続きが気になっちゃいます〜！少し更新止まってるようですが、、、更新を楽しみに待ってます♪頑張ってください！ (2022年4月27日 21時) (レス) @page44 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
みかちん！！ - りおさん» ありがとうございますっ！☺️🙏、更新頑張ります！ (2022年1月24日 0時) (レス) id: bd441450b7 (このIDを非表示/違反報告)
りお - すっごくおもしろくて大好きです！この作品に一目惚れしました♥️陰ながら応援してます！更新頑張って下さい。 (2022年1月22日 13時) (レス) @page28 id: 0e8dd65ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかちん！！ | 作成日時：2021年12月2日 23時
