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14話 ページ15

___その全てが、昨日の話だった。







俺は、朝目が覚めるとリビングに向かった。




リビングのソファーに人が寝ているのを見て、一瞬何事かと身を構えるが、昨日安室透として和希を家に呼んだのを思い出して、「ふう……」とため息をついた。


我ながら、昨日の俺はどうかしていたみたいだ。


そりゃあ、あんなに面倒くさい浮気調査をしていたのだから、それほどに疲れていても構わないが、かといって和希を家に連れてくるなど、なんであんなことを俺はしたのだろうか。




幸いにも、和希は妙に疑うところがずれていて自分の目で見たものを一番に信用する部分があるため、まあそこまで深く疑われずに済んだが……









その時だった。









部屋に携帯の着信音が響き始めた。









煩いな、と顔をしかめながらも発信源の携帯を探し当てると、そこには見慣れない緑のカバーがつけられたスマホが置いてあった。








和希のスマホ……だよな。









悪い、和希。









俺は和希のスマホを掴むと、画面を見た。









【風見】









画面に表示された文字を見て、俺は携帯を落としそうになる。







和希と、風見って知り合いだったのか?

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作者名:神風 | 作成日時:2018年5月22日 18時

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