182 眠たい ページ50
大倉side
横「はぁっ…眠たいっ…」
大「せやんなぁ。全然寝てないからな。」
キミ君は陣痛始まってから一睡も出来てない。
それは俺もそうやねんけど、キミ君とは体力の消費量が全く違う。
大「ちょっと寝る?次の陣痛まで寝てみたら?それからスクワットやってみよ。」
横「うんっ…」
陣痛までの間隔は5分ぐらいしかないからホンマにちょっとやねんけどそれだけで少しは違うと思う。
大「おやすみ。」
キミ君は目をつぶるとすぐに寝てしもうた。
どうかこの間だけ陣痛の間隔が広くあってほしい。
大「みんなも今のうちに寝とかなしんどいで。」
村「俺らは大丈夫やけど大倉は?」
大「俺も大丈夫。今寝たらずっと寝てしまいそうやから。」
村「そうか。でも休みながらやりや?俺らもおるから。」
大「うん。ありがとう。」
横「…んっ…あぁっ…」
大「痛くなってしもうた?」
時計を見るといつの間にか5分経っとった。
横「ごめんっ…この波治まったらもう一回だけ寝てええ?」
大「全然大丈夫よ!キミ君が思うようにしとき?」
横「うんっ…ありがとう。」
この言葉を聞いてホンマにキミ君疲れてんねんなって改めて思うた。
大「腰ずっと押しとくから、今も目瞑っとき?」
横「分かった。」
ちょっとでもキミ君が楽になるように俺頑張ります。
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後日移行します!
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作者名:那奈 | 作成日時:2018年12月15日 22時