今日:25 hit、昨日:10 hit、合計:94,852 hit
小｜中｜大
178 渋滞 ページ46
村上side
仕事終わって今からヨコの所向かうってすばるに連絡したけど、見事に渋滞にはまった。
村「なぁ！まだか？」
ﾏﾈ「すいません！まだ渋滞ハマってます！」
村「まだ産まれてないやろな!?」
ﾏﾈ「連絡はまだ無いです。」
村「アカンかったら俺走るから。」
ﾏﾈ「大丈夫ですから！それはやめてください！」
村「分かったから、出来るだけ頑張ってや。」
ﾏﾈ「分かりました。」
普段なら30分で行ける病院まで一時間かけて着いた。
村「ありがとう、ほな！」
俺はダッシュでヨコ達がおる部屋に向かった。
下手したら産まれてるかもしれへん。
村「すまん！遅れた！産まれたか!?」
渋「まだまだや。」
村「ホンマに？良かったわ…」
錦「良くないわ。進まへんねん。」
部屋に入るとちょうど陣痛真っ只中のヨコが大倉とヤスに腰を押してもらっとった。
村「大丈夫なんか？」
丸「大丈夫は大丈夫らしいねんけど。」
村「そうか…」
かと言って俺がなんか出来る訳でもないし。
何せヨコの旦那は大倉やからな。
安「信ちゃん交代してもらってもいい？信ちゃんな方が力強いからええかも。」
村「けど俺どんくらいの力でやってええか分からんで。」
安「結構力入れても大丈夫やと思う。俺の力であんまり効かへんくなってるから。」
村「分かった。やってみるわ。赤ちゃんは潰れへんよな？」
安「そこ気にしてんの？そこは大丈夫やで。」
笑いながら言われてもこっちは全く分からへんねん。
大丈夫かいな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：那奈 | 作成日時：2018年12月15日 22時
