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176 昼休憩 ページ44
錦戸side
錦「あとどれ位で産まれるんやろ。」
安「今日中やないか？やないと、しんどいで。」
渋「ヨコもあの体やしな。」
錦「何か赤ちゃん出来て色んなことありすぎたよな。」
丸「あんな大変やったの初めてちゃうか？」
錦「それぐらいの事ばっかりやったもんな。」
安「でもお腹の子強いよな。ずっと横ちょのお腹にしがみついて。」
渋「でも大倉も頑張ったよ。ずっとアイツの心配ばっかりしてたからな。」
錦「うるさいぐらいやったもんな。」
丸「大倉の分からんこともないけどね。」
大「ただいま〜。」
丸「お、帰ってきた。お帰り。」
安「無事やったか？」
横「何やねん、その質問。まぁ、何回かは痛くなったけど。」
錦「間隔は？」
横「あんまり変わらへんな。」
渋「歩き出したばっかりやしな。」
大「とりあえず昼飯みんなの分買うてきたでー。」
安「お、ありがとう。」
ということで一旦昼休憩。
って訳にもいかず。
横「あー、来た来たっ…」
安「陣痛って横ちょのこと休ませてくれへんなぁ。」
今はヤスが腰をさすってる状態。
横「腰っ…押してっ…」
もうさするだけやったら効かへんらしい。
安「ここでええ？」
横山君は頷くだけ。
丸「陣痛だけが強くなってるなぁ。」
大「子宮口が開けばええねんけど…」
横「っ…ありがとうっ…治まったっ…」
大「じゃあご飯食べようか。」
横山君もおにぎり一個は食べれてそこからはひたすら陣痛に耐えることになった。
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作者名：那奈 | 作成日時：2018年12月15日 22時
