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酒の勢い ページ37

「A様ぁ…置いてくなんてひどいですよお…」

「あははぁ〜、なんだぁ真昼君ぅー、二股かー?」

「いや、それは違うだろ」


何故に女の子助けて背負っただけで二股。


「…面倒そうなのでおやす」

「寝るなよ綾人ぉー!

つまみ買ってきたから食おうぜー?」

「それ私のな!?」


おつまみチーズ。

うん、ちなみにゴーダ。


「あー?つまみじゃねーのー?」

「単体で食うんだよバカ!」


未成年だろ私ら!


「にいちゃん!Aに迷惑かけるなよ!」

「本当にそうだぞ希!」

「その呼び方やめろよぉ〜!」

「酔っ払いは本当面倒だな!」


肩に手かけるな!


「Aぅー!クロが構ってくれないー!」

「うるせえ黙れ!適当に構ってアピールしとけ!

つかお前が酔ってるからだろ!」

「A!にいちゃん外して!」

「希!いい加減にしないとお前の黒歴史ネットに流すぞ!」

「うわー、それは勘弁〜」

「なら大人しく横になってろ!」

「うっ、吐き気が」

「さっさとトイレ行って吐いてこい!

ここで吐くなよ!」


なにしてんだよお前ら!

つかもう…缶とか片付けるの頑張ってるんだからな!?

何故に急に酒飲んだ!?未成年なのに!

はあ…と溜息をつきつつ缶などを片付けていると。


「綾人ぉ〜こっち向け〜?」


ああ?とか思いつつ流弥の方を向くと。

なんつーか…なんだろう。

真昼の方向から見るとキスしてるように見える感じで顔を耳に近づけられた。


「…これで真昼君嫉妬するね〜?」

「は?なんっ…!?」


顔が離れていく。

本当に真昼を嫉妬させるためにやったのか。

もしくは普通に酒の勢いか。

…いや、まあ、さっき衣玖乃ちゃんに嫉妬はしたけれど。


「…酒の勢いっつってもやっていいことをやっちゃいけねえことあるからな希ぃ!」

「ひゃー、怖いねえ、っとと!」

「避けんな!」

「避けるよー?ってか顔真っ赤!」


取り敢えず回し蹴りしたけど避けられる。


「A〜♪」

「なんだよショタコン!」

「ショタコンじゃないし!

ロリショタコンだし!」

「同じだ!」

「さっき、Aのゲーム壊しちゃった!

ごめんね♡」

「嘘つくな」

「わー、バレちゃった」


バレちゃったじゃねえよ。


「取り敢えずさっさと寝ろ酔っ払いどもが!」


魔法を使って箱の中に閉じ込める。

きゃーとかわーとか言ってる。

その箱を思いっきり…床に叩きつける!


「「うっ、酔った…」」


これで少しは静かになるだろ。

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作者名:リリムゥ | 作成日時:2018年1月26日 18時

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