【サーヴァンプ】なんでだろ…。【トリップ】

個体名 ページ42

「あれ、もうこんな時間だね！泊まる？」

「いやいや、帰ったらいんじゃね…？」

「明日また来るよ！じゃあな！」

「じゃね〜」


真昼達が帰りました。

今は…７時か。


「ねえねえ！A！」

「あ〜？」

「さっきさ、真昼君嫉妬してたよ！」

「…は？」

「さっき！ゲーム選んでる時！

流弥君との距離すっごい近かったからね！」

「…気のせいとかじゃなかったか…」

「計画通りッ！」


ドヤァ…ってしてんじゃねえよ。

ドヤァ…って言っちゃってんじゃん。


「あ、真昼にメール…明日でいいかな」


今は帰ってすぐぐらいだし迷惑かもしれんし。

うん、明日にしよう。忘れないようにしよう。

メモっとこう。


「…いつもより大分早いけど眠いから寝る」

「どこで？」

「自分の部屋」


ちょっとだけホラー耐性ついてきた。

本当にちょっとだけ。

１μぐらい。←


…自分の部屋…


んー…目覚ましはセット…しなくていいか。

あ、メモ。明日真昼にメール…っと。

よし、寝よう。


ベッドに横になり、眠りについた。



.



.



…翌日…


「…まっぶし…。

あー…朝日…いや、違う」


夕日だ。

…どんだけ寝てたんだろう。

ってかどんだけ疲れてたんだよ。

…あ、真昼にメール。

夕飯作ってるか？まあいいや。


A二日後のデートの事だが、駅前に午前十時集合で
A都合悪かったら教えてくれ。返信も気付いた時でいいよ


よし、これでおっけ。

…あ、あいつら餓死してねえかな。

…まあ、大丈夫だろ。

いつも通りの服に着替え、リビングに行く。


ガチャ


「おはよ…死んでねーか…？」

「挨拶の次がそれ！？酷くないかな！？」

「まあ…お腹減ってねーの…？」

「うん！外食してきたからね！」

「ほお…。それは誰の金でだ…？」

「流弥君の！」


…流弥って金あったのな。


「…このニジオタヒキコモリが…？」

「何かの個体名っぽくなってるよ！？」

「ヒキコモリのくせに…？」

「ニジオタ科ヒキコモリ種でっす！」


ってかそれであってんのか。まあいいけど。


「…あれ、真昼達は…」

「ああ、お昼頃に来て、早めに帰った。

特売あるからって」

「流石主夫」


それ以外表せないほど主夫。

主夫の鏡だね。


「…あー…明日買い物行こうかな…」

「え、なんでなんで！？」

「あ、明後日も出掛けるから」

「なんでやっ！」


…教えない方がいいかな。

教えたら変な事になりそうだし。

…わあ。→←当たり前

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