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ほのぼの(?) ページ15

「…何で手繋いでんの?」

「っ、なんと、なく…」

「そっか」


顔赤いね。

照れてんのかね。

…手が暖かくて、安心する。


「…着いた」

「…ここか。うん、やっぱ子供とかいるな」

「公園だからな」


あの公園が特別だったのか…?

取り敢えず、ベンチに座る。

目の前で、子供達が楽しそうに遊んでいた。

その中で、ゆうによく似た子供がいた。

…いやいや、気のせいだ。

その子が遊んでいた近くにボールが転がってきた。


「…はい、お前のか?」

「うんっ、おねーちゃ…Aおねーちゃん…?」

「あー?どうしたんだ…って綾人…?」

「あれ、流弥…?」


バイト先のあの先輩。


「どうしたんだ?」

「…あー…何て説明したら…」

「まひるおにーちゃん!」

「えっ!?」す

「あれ、いつぞやのお客じゃねえか!

なんだぁ?綾人とくっついたのかー?」

「黙れよ流弥」

「え、えっ…」

「まあまあ!取り敢えずベンチ座って話でもしようか!」


ベンチに座る。

ゆうは私の膝の上です。


「…は?

私と音葉が事故にあった翌日にゆうが飛び降り?

それをお前が助けた?

…嘘だろ?」

「嘘じゃないよ。

適当にデパートの屋上で学校サボってたらよ、こいつが飛び降りようとしてんの。

助けたら俺も落ちちまいました」

「…ふーん。

で、お前どうしてんの」

「取り敢えず金はあったからホテルで泊まってる」

「あっそ」

「塩対応だねぇ」

「私は忘れてねえからな。

お前がえろげー私に誕プレでやったこと」

「ごめんって」


…まあいいや。


「それとさ、俺とこいつが人工悪魔?ってやつなんだってよ」

「…もう少し詳しく聞かせろ」

「…飯食わせろ」

「はあ?」

「今腹減ってんだよ。

こいつもお前の飯食いてえって言ってるし。

いいだろ?」

「…なら、取り敢えず家来い」

「よっしゃい!

あ、ならそこの彼氏君も一緒に食べようか!」

「真昼、逃げとけ。

色々変な事聞かれるから」

「失礼だなあ。聞かないよっ」

「えっ、と…Aがいいなら」

「…いたいんなら良いんじゃないか?

ゆうも真昼と遊びたさそうだし」

「よっし!決まったな。

じゃ、行こうか!どこだ?」


うるさい先輩とゆうを連れて家に帰る。

玄関に入った途端、ふぉー!ここかー!とか言いながらリビングに入ってった。

うるせえ。


「あー、ただいまー?」

「おかえりー!この人誰…ってゆう!?」


…説明が面倒そうだ。

室内ナンパ→←スタンダードォ…。



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リリムゥ - ありがとうございます!頑張ります! (2018年1月24日 16時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
さら - いえいえ!大丈夫ですよ!更新楽しみにしてます!寒くなってきたので体調には気を付けて下さい! (2018年1月23日 20時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
リリムゥ - すみません、間違えました!真昼オチの作品作ってみました!でした。すみません。 (2018年1月22日 17時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
リリムゥ - さらさん» コメントありがとうございます!僕もサーヴァンプ大好きで、特に真昼が好きなので、真昼のオチ作ってみました!ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年1月22日 17時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 真昼オチ最高です!サーヴァンプ大好きです!特に真昼とリヒトが大好きですね!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年1月21日 20時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリムゥ | 作成日時:2018年1月9日 16時

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