【サーヴァンプ】なんでだろ…。【トリップ】

…夢と信じたい ページ11

…翌日…


うん、今日は失敗しなかった。

目覚まし時計ちゃんとセットして寝たので早めに起きれた…！

(現在午前九時)

いつも通りのパーカーとジーンズに着替えてリビングのドアを開ける。


ガチャッ…パタン…


…うん、あれは夢だ。


ガチャッ


「もー！しーめーなーい！」

「やめて、首根っこ持つのやめて」


首根っこを持ってリビングに引き摺られる。


「…げほげほっ…苦しいってんだろ…。

一回死んじまうぞ…」

「ごめんごめんっ！」

「お前みたいに皆が無限の命があると思って行動するなよ…」


リビングには、何故か怠惰組。


「…まあ、いいか。部屋でゲームしてる」

「待ってよ！？」

「…眠いんだよ」

「もー、首切り落としちゃうよー？」

「…？別にいいけど…」

「いいのかよ！？」


…そもそも、なんで家に上がらせたんだか…。


「…あ、Aに報告することあったんだ！

こっち来てー！」


再び首根っこを持って廊下に連れ出される。

苦しいんだけどなぁ…。


「…なんだよ…」

「…あの、ですね…」

「はよしろよ面倒くさい」

「…クロ、と付き合うことになりました…」

「…はああ！！？」


付き合うの早いな！？


「…えーと、おめでとー？

…末長くお幸せに…」

「えへへっ、ありがとー！」

「というわけで自分の部屋に戻ります…」

「いや、ダメだよっ！？」


そしてリビングに連れ戻される。


「…もー、やだ」

「何がっ！？」

「首根っこ持って引きずんなよ！

苦しいんだぜ！？」

「ごめんごめんっ！」

「それで許されると思うなよ…」


カフェオレを作って飲む。

うん、うまい。


「…で、何のようですか。

正直眠いので寝たいんですけど」

「あー…えっと…」

「真昼君がAに伝えたいことあるんだって！」

「んー、そっか。

そしたら、音葉とクロはリビング出てくれるか？

ちょっとここでは話しにくい内容だからさ」

「りょーかいっ！

Aの部屋でえろげーやってる！」

「やめろ。ってかそれ系のゲームは全部売ったはずなんだが」

「私が全部買い戻した！」←

「金の無駄遣いやめろ」


何で全部買い戻したんだよ。


「…ゲームやってもいいけどそれ系のはやめろよー」

「はーいっ！」


少し上機嫌でリビング出てったな。

…聞かれてないといいけどな。

さて、どんな話だろうな。

新たな道へ導こう！←→←…やっぱり。

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