What is this!? ページ40
「…何で、そういうふうにしちゃうかなあ？」
「知らねえよ。お前が嘘つかなけりゃいいんだろ」
「…でも、なんで分かったの？」
「嘘つきの私に分からねえわけねえだろ。
ついでにいうと、流弥」
「え〜？なになに〜？」
「さっき、音葉に抱きついててクロと修羅場になってたよな。
でもさ、音葉に手出そうとしてたの嘘だろ？
いつものお遊び的な」
「正解…と言いたいところだけど、不正解。
音葉ちゃんが好きなのは本当。
でも、クロ君に勝てるとは思ってないさ」
うん、まあ、だろうな。
だと思った。
「そうだろうな。
音葉が本当に好きなのはクロだもんな。
そこは変わんなッグ」
「わあああ！？言わないでよッッ！」
「ボロクソだね！？
俺のメンタル豆腐なんだから！やめて！」
やめろ。苦しい。
息できねえし。
「よし！じゃあ次はAのね！
さて、どんな事が書いてあるのか…」
「ッ、待っ…」
止めきれず、見られた。
パラッとめくられたページ。
「…え？」
「……ッ…」
そこに広がっているのは、マジックで書かれた暴言や悪口。
そして、その上に貼られている写真。
私が泣いていたり、下着姿で教壇に立っている写真。
蹴られたり、殴られたりされている写真。
「…だから見られたくなかったんだよ…ッ」
「何ッ、これ…」
「…見てわかんだろ…」
「今より酷いじゃんか！
私のなんか比になんないじゃん！何これ！」
「知らねえよッ！！」
ビリビリと空気が張るのが分かる。
ガタッ、という音を立てて倒れる椅子。
「待って、ごめん、落ち着いて…」
「Aおねーちゃん…？」
「…すまん、取り乱した」
椅子を起こし、座る。
「何で、言わなかったの…？」
「…面倒だった」
「ふざけないでよ！」
「…お前もいじめられてたの黙ってたろ。
これでおあいこだ」
「それはそうだけど…！」
「Aおねーちゃん、大丈夫？」
「…大丈夫、怖かったか」
「ううん！」
ゆうを頭をくしゃ、と撫でる。
そして、ゆうは目を細めて笑った。
「Aおねーちゃんも、困ってることあったらゆうに言ってね！」
「…おお…？」
「ブフッ、綾人子供に心配されてやんの！」
「るっせ、黙れ」
「取り敢えず！何でこんなになったの？」
「ちっ、折角いい話風にして逃げようとしてたのに」
「バレッバレ！」
そんな心配されるような事でもねえんだけど…。
まあ、いいか。話そう。
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リリムゥ - ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月24日 16時) (
レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
さら - いえいえ！大丈夫ですよ！更新楽しみにしてます！寒くなってきたので体調には気を付けて下さい！ (2018年1月23日 20時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
リリムゥ - すみません、間違えました！真昼オチの作品作ってみました！でした。すみません。 (2018年1月22日 17時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
リリムゥ - さらさん» コメントありがとうございます！僕もサーヴァンプ大好きで、特に真昼が好きなので、真昼のオチ作ってみました！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年1月22日 17時) (レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 真昼オチ最高です！サーヴァンプ大好きです！特に真昼とリヒトが大好きですね！更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年1月21日 20時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリムゥ | 作成日時：2018年1月9日 16時
