【サーヴァンプ】なにゆえ…。【逆トリップ】 (ページ7)

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人の家。だから何だ← ページ7

相変わらず、すごい豪邸だよね。

館みたいな。

部屋とか何部屋あるんだよみたいな感じ。

庭あるんだよ。其処で遊ぶわけないけど。←

「さー！入って入って！」

「お邪魔します」

「すごいな…」

それは本当に思うよ。

すごいな…って。

でもね、此奴だけしかいないんだよ。

所謂一人暮らし。

親は常に仕事。あるいはアレ。

「じゃ、案内するねー！

その前に、荷物置いてきて！」

「…何処だよ」

「あ、ごめんね！

二階の右奥の部屋だよ！」

「はーい」

「あ、真昼君たちは二階の…ええい！

説明するのややこしい！ついてきて！」

ええいって…。

二階。

「ここが真昼君たちの部屋だよ！

で、その隣が御園君たちの部屋！

そのさらに隣がAの部屋！

あ、家具は全部揃ってるから安心してね！」

家具は、タンスやテーブル、イスにベッド…という感じで生活に必要なものは全て揃っていた。

ってか部屋広い。

「さすが金持ち。

あ、小さいテーブルあるか？」

「あるよー！

左奥の部屋にある！」

とってくるー？と聞いてくるが、自分で行く、と返し、取りに行く。

…廊下長え。

何メートルあるんだよ。

１００メートル？いや、５０メートルくらいか。

やっと奥の部屋に着いた。

ドアを開け、中に入る。

…物置っぽい。

中には、絵画や何かの壺、テーブルなどがあった。

…変な壺だな。

とか思いながら小さいテーブルを探す。

あ、あった。

以外と近くにあった。

ズズ…と少し引きずり、持ち上げてみる。

以外と軽いな。

ってか持つのめんどい…。

が、自分で使うものなので持って運ぶ。

部屋から出て、ドアを閉める。

足で。←

バダンッと結構派手な音がしたが気にしない。

人の家？知るか。←

そしてまた長い廊下を歩く。

自分の部屋の前に着いた。

音葉達は居なかったので、城田真昼達を案内しに行ったのだろう。

…さて、この間に部屋を作るか。

適当に使いやすい部屋を作る。

使いにくかったら変えればいいんだ。

そこで私はあることに気づいた。

人の家だから好きなだけ電気とか使える…！←

よっしゃ使い放題だ…！←

早速、パソコンしよう。

もう既にコードとかは繋いでおいたし、出来るはず。

さてやろうか。

「Aー！来て来てー！」

…ちっ…。

「Aー！起きろー！」

寝てねえよ。

なんだよ。この短時間に寝るとでも？

寝ねえよ。

…音葉んとこいくか。